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4)霊界の組織(階級体系)

霊界が完成したかという、この問題が気掛かりではないですか? 霊界はまだ未完成です。なぜ未完成か? 本来、霊界のヒエラルキー・システム(hierarchy system;階級体系)が何かというと、神様と真の父母を中心として、真なる子女を中心として、全霊界がつながっていなければならないのに、それができていないのです。地上もやはりできていません。この内容だけ霊界に…。霊界は自動です。地上さえ持っていって付けておけば、霊界は自動的です。

言い換えれば、堕落しなかったアダム主義、神様を中心としたアダム主義、アダム主義であると同時に、真の父母を中心としたヒエラルキー組織が霊界ですが、それができていないのです。今まで、その中心の中には、仏教を中心とした釈迦牟尼クラブができていて、孔子クラブができていて、イスラム・クラブができているのです。

それで、霊界は真の父母主義とアダム主義が現れるのを、モスラム派や、孔子派や、釈迦派が、皆願っているのです。ですから、統一的な方向を経なければならないために、地上にも真の父母の歴史が世界的な基準を探して上がっていくようになるとき、すべての宗教の境界線はなくなり、統一運動が霊界の動きであることによって、自動的にその結果が地上で現れるようになるというのです。

それで、統一教会が世界主義になることによって、どんなことが起こるかというと、霊界の霊人たちが、全部霊界に存在しません。目的が地上で完成して、逆さまに入らなければならないために、全部再臨するようになります。全部再臨するようになるのです。全部活動するのです。

世界に広くいる、統一教会の信者たちが、先端になって、「動け! 動け! 動け! 動け!」と言うのを願っているのが、数千億になる霊界の霊人たちの願いです。ですから、ここから合わせて霊界にしっかりと持っていって、一つ作っておけば、神様が主管する世界になるのです。真の父母の名の前に、一つの統一した世界が永遠に続くのです。

霊界のヒエラルキーのセンターが何かというと、第一は神様、第二は真の父母、第三は真の息子娘、第四は真なる国です。ここで真の子女は何かというと、真の父母の直系の血統を受けた子女です。ここで国を中心として、全部分かれて国民になるのです。

天国の王宮で、いちばん先に暮らすべき方が誰ですか? 天国の王宮の席に座って、統治する方が誰かというのです。本来が神様は、二性性相の実体であるアダム・エバの中に入って、一つになって神様と真の父母になったアダム・エバが、天国の王権を支配することができる立場にいなければならないのです。堕落しなかったら、そのようになっただろうけれど、堕落したことによって、再び、真の父母が出てきて移さなければなりません。

このような原則で、霊界ができているのに、肉界にこのようなものが現れれば、どれほど引っかかりますか? 神様を中心として、第二は真の父母が現れ、第三は真の子女が現れ、第四は真の国民を通じた真の国家が現れなければならないのです。それゆえ、ここから(板書されながら語られる)どれほど待ち望んだかというのです。皆さんが地上に現れて、本然のみ旨をなすのを、霊界に言った霊人たちが、数千年間どれほど待ち望んできたかというのです。

ここを主管するのは何か?(板書されながら語られる)第一はサタンを中心として、第二は偽りの父母、すなわち堕落した父母、悪なる父母を中心として、第三は悪なる子女、第四は悪なる国家、このようになっているのです。霊界の世界や、これからの理想世界は(板書されながら語られる)これを全部否定します。(一六一\二二三)

では、自分が円形をなすためには、一つ、二つ、三つ、四つ、五つ、六つ…。自体も、これ自体も、ただこれが一つではなく、左弦というなら左弦も二つになっているのです。それで、これが一二になるのです。一二相対圏がそこから出てくるのです。これがこれを中心として、これも二つに分かれて、イコールになって、二四になるのです。これは、三×八=二四、四×六=二四、一二×二、二四です。

東洋の暦では、二四節気があるのです。霊界は、一二弟子を中心として二四長老がおり、ここでは一二か月を中心として二四節気があります。(二一七\一三六)