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あの世で必要なことは、他でもないのです。世界よりも、自分の国よりも、自分の妻よりも、自分の息子よりも、神様をもっと愛さなければなりません。それが原則です。その父母、子供たち全部…。お母さんが言うには、「ああ、あなたは私を愛するより、神様をもっと愛して、私を愛してください」それでこそ、高い次元の夫の神様的愛を受けることができるようになるのです。父母も「おお、父母様、どうか我々は置いておいて、あの父母様の愛を先に受けてください。本来の父母の愛を受けたその父母を私は愛したい」と、そのように平身低頭して哀願しなければならないのです。
あの世に行けば、そうだということです。あの世に行けば、何か金稼ぎをしますか、億万年眠りますか? これを考えてみなさい。どれほど退屈ですか? 億万年眠るのでもないのであって、金稼ぎが必要ないのであって、食べるものはいつでも食べることができるのです、自分の程度によって。先生がお腹が空いたと言うとき、「百万ドルの食べ物百個」と言うとき、いっぺんに皆くれるのです。分かりますか、何の話か? 愛の圏内の最大の人格を構成した人は、その世界では神様と同じ能力行使を可能にするのです。(一二六\一四二)