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3)統一式と霊界協助

今日父母様の御生誕日(一九七六年陰暦一月六日)は、どんな意義があるか? 今回、先生が帰ってきて陰暦の二月一日、何をしたかというと「統一式」というものをしたのです。統一式というものは、皆さん、一般の信者たちは分からないでしょう。それが何の話か、分からないでしょう。

ごらんなさい。復帰の路程を歩んでいくにおいて、個人完成し、家庭完成し、氏族完成し、国家完成し、その次に世界完成し、これが直線でつながらなければならないのです。分かりますか? 直線でつながらなければならないのです。

これが、地上で先生がしてくるのが、個人基準を中心として、家庭基準、氏族基準、民族基準、国家基準を中心としてしましたが、霊界とつながっていないのです。霊界とつながっていないというのです。霊界もつながておらず、統一教会の家庭を中心としてもつながっていないのです。道は築いておきましたが、この道を中心として、どのようにすべきかというと、霊界とつなげなければならず、その次には、地上とつなげなければならないのです。それでこそ、統一の式が繰り広げられるのです。

その統一の式というものは、いつ起こるか? わずかに今キリスト教が世界的基準であるために、世界的民主主義国家を中心として、発展してきたために、世界的基盤が築かれるようになるときに、初めて統一することができるのであって、その道が築かれなければ、統一の基準をつなげることができないのです。そのときまでは、国家的基準を中心として、世界基準までこの終わりに向かうだけであって、これをもって決定は下せないのです。それを固着させてしまえないのです。分かりますか? 分かりますか、何の話か?(はい)。

ところで、今まで先生がアメリカに行って築いた基盤によって、今それこそこれをつなげることができるのです。分かりますか? 国家と世界がつながりうる時が来たのです。そのような世界的基準を中心として、この霊的基準が世界基盤につながりうるようになるときに、初めて霊界もつながるのです。

霊界は、大韓民国の霊人や日本の霊人や、これが皆つながっていないのです。各国の国の霊人たちが、全部が自分の国にだけつながっているのであって、世界的な一つの道に集まって「どこに行け。」と言えば、全体が動員するようになっていないのです。分かりますか?(はい)。それは、地上で解決してやる前には、霊界にこのような整理ができないのです。

それゆえ、霊界を見るようになれば、日本人と韓国人と怨讐になります、怨讐。そうでしょう? 日本人たちと中国人たちと、全部怨讐だというのです。国家国家間に、どれほどそのような怨讐の霊たちが多いでしょう。その怨讐の霊たちが全部出入りして反対するために、それをつなげて…。

それで昨年(一九七五年)五月一日、何をしたかというと、総解怨式をしました、総解怨式を。分かりますか? 全体を解放してやり、全体を許してやる解怨式をしたのです。サタンまでも解放することができる道を開いてやったのです。分かりますか? 総解怨式をすることによって、怨讐を怨讐として対することができず、皆許すのです。先生として見るなら、サタンが怨讐ですが、サタンまで許すようになれば、それ以上の怨讐がないのです。神様が怨讐として考えないように…。

今は、どんな時かというと、これが統一されうる時が来ました。地上と霊界が一つになれば、どのようになるか? 地上と霊界が一つになって、アダム・エバだけいれば…。

堕落が何ですか? 霊界と地上と分かれたことでしょう? 神様とアダム・エバと分かれたことでしょう? アダムとエバの間に心情的決裂が起きたことでしょう? それゆえ、地上と霊界と一つになった立場に、アダム・エバを中心とした…。家庭を中心として、氏族を中心として、民族を中心として、国家を中心として、世界を中心とした統一教会の超民族的な構成形態が繰り広げられれば、これは世界的な統一圏を形成することができるという論理が形成されるのです。分かりますか?(はい)。

それで、そのようなことを解決してやらなければならないために、アメリカの地では、だめなのです。アメリカの地ではできないのです。分かりますか? この韓国がこれほど…。

韓国を中心として、個人基準を築き、家庭基準を築き、氏族基準を築き、民族基準を築き、国家基準を築いて、世界に来たために、韓国が中心国家であるために、私が大急ぎで訪ねてくるようになったのだということを知るべきなのです。(はい)。分かりますか?(はい)。

それで、統一式をしておいてみたら、今年の先生のこの誕生日は、歴史的な誕生日なのです。分かりますか?(はい)。なぜ歴史的な誕生日かというと、統一された立場に立って、霊的世界にいる霊人たちがあの世に行きましたが、真の父母の誕生日を一度も迎えたことがありませんでした。迎えたことがありますか? 一度祝おうとしても、祝う資格がないのです。分かりますか? また、世界にいる万民、世界にいる後孫たちが、真の父母の生誕を祝うことができる恵沢圏内にいることができないのです。なぜ? 霊的基準と肉的基準が結束できないでいるために。

霊肉を中心として、そのような恵沢圏が繰り広げられることによって、霊界が加担することによって、その後孫を通じて復帰するでしょう? そのような原理的立場で、どのような位置かといえば、先祖は天使長型であり、後孫はアダム型になるのです。天使長がアダムを創造する仕事に協助したのです。それゆえ、霊界に行っている彼らが、統一されることによって、地上にアダムを創造することに協助することができるこのような圏が繰り広げられることによって、後孫たちに対して干渉することができる時代圏に入るという論理が成立するのです。分かりますか? 分かりますか、何の話か?(はい)。原理を知るべきでしょう。初めて聞く人は、夢のような話なのです。

このようになることによって、今年父母様が韓国に来て、誕生日を祝うこの日は、歴史的な一つの起源を備える日です。言い換えれば、霊界に行った数多くの霊人たちが、真の父母の生誕を祝うことがきる同参の恵沢を受けるようになるのです。それで、本部教会でその式をしました、その式を。分かりますか?(はい)。

そうすることによって、この地上にまだ統一教会を知らない後孫たちまでも、再創造することができる、天使長の協助を通じて、神様がアダムを創ったのと同様に、この霊人たちを、すなわち、先祖たちを動員して、後孫のアダムのような立場にいる地上の人たちを再創造して出発することができる時代圏に移るのです。そのような論理があるために、今日全世界の万民も、父母様の生誕を祝うことができる恵沢圏内に入るのです。分かりますか?(はい)。(八三\一〇九)