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飢えて死ぬ人より、もっとかわいそうな輩が、神を否定する人たちです。飢えて死ぬ人は、自分の善意の道理によって、あの世に行くようになっても級がありますが、無神論者たち、神がいないという人は、霊界を否定するために、基盤がないのです。霊界で雲のように放浪します。さすらいの霊になるのです。それが何かというと、雲が集まって雨が降るのと同様に、集結して全部悪い影響を及ぼしてそうするのです。ですから、全部地獄に訪ねて行って、地獄を煩わしくするのです。そのようなことをちゃんと知って、これらを生かしてやらなければならないために、このことをするのです。
その次には、死ぬ人が問題です。今一日にも、六万名が死んでいっています。今、一年に二千万名が飢えて死んでいるから、一日に六万名です。六万名が死んでいく、これを父母たちが見るとき、子供たちが見るとき、兄弟たちが見るとき、胸が絞められ慟哭しうる事情が繰り広げられています。ところで、真の父母という人が、そのような同情をせず、それに対する準備をしないようになるなら、地上において在世当時、自分たちとともに生きたという条件が恨みになります。
私がそのような考えを持って、水産事業、海洋事業を中心として、万民の食糧問題を解決することができる道を準備するのです。二重、三重に苦労しても、統一教会がいちばん近い人たちになり、それを助けてあげることができる道のために、我々が世界的宣伝をして、そうすることのできる準備をするのです。ワシントン・テレビジョンセンターを作ったのも、皆それです。募金運動するでしょう。
人が百年生きられないのを考えるとき、五〇億の人類の中に、一年に五千万が霊界に行きます。地獄に行くのです。これをどのようにしますか? サタンがまいておいた種を、全部天に収めるのを神様が願うのに、これが遅れれば遅れるほど…。今まで四〇年間に、どれほど地獄に行きましたか? 数十億が行ったのです。深刻なことです。あの世に行って、その霊たちに会うようになれば、「先生の在世当時に我々に対して責任を果たせなかった。」と言えば何と言いますか? 心からでもしなければなりません、心からでも。心からでも食口たちに話し、未来についても責任を持つという所行を中心として行くようになるとき「あなたは驚くべき方です。我々を考えてくださった。」と言うのです。(二一三\三五五)