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皆さんがご存じのように、霊界は生産がない所です。霊界に入って見るようになるなら、霊界にサッと行くようになれば、「どこで生まれたか?」と聞いてみるようになるとき…。生まれた所は地球星しかありません。時には「どこから来たか?」と言うとき、「私は他の星の国から来た」と言ったりもします。そのようなときは、「他の星の国でも人が生まれて暮らしてここにくるのだな!」と思いやすいのです。しかし、そうではありません。それは、霊界に行って、自分の形態どおりに東西南北四方にすべて広がっているために…。
この宇宙は、霊界の活動舞台です。この地上も霊界の活動舞台であると同時に、膨大なこの宇宙も、霊的な活動舞台です。今日、人口衛星を中心として…。前に海王星とかに行くのに、一二年といくらかかかったと言ったでしょう? 一二年といくらか行って、その衛星圏内に入って撮影して、地球星に送ってくれた写真が公開されうる、このような時代になったのです。
この地上において、そのような外的な世界、宇宙と関連を結ぶことができるということは、神様の摂理で見るとき、地上に暮らしている天国の民たちが、堕落しない天国の民たちが、あの大宇宙に拡大されている数えきれないほどの先祖たちと、いつも連絡することができる基準になったということを、象徴的に見せてくれるのです。この外的な世界で、それを象徴的に表示することが、衛星を通じた宇宙探索であるのです。(一九六\二一五)