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皆さんは、それを知るべきです。神様と人間が、本当に骨髄がにじみ出る…。体と心の細胞があります。霊的五官があり、霊人体があるということまでも知っているでしょう? 内的人間、外的人間の細胞が共鳴しなければなりません。
共鳴というのが分かるでしょう? フーッと吹けば音波が震動して、周波数が同じときは「こいつ!」と言えば「こいつ!」と言い、「この野郎!」と言えば「この野郎!」と言い、「おまえ死ね!」と言えば「おまえ死ね!」と言うのです。(笑い)それを共鳴するというのです。
霊人体、永遠に生きることができる我々の内的人と、地上天国に暮らすことができる外的人が、愛を中心として共鳴することができなければなりません。これが東側の共鳴だけでもってしてはいけません。共鳴するときは、音声が全部同じで、二つが綴られるのです。そうしながら回るのです。回るには、そのまま回るのではなく、核を中心として回るのです。
同様です。共鳴的霊人体と肉身が神様の愛を中心として、調和するようになるときは、細胞も、霊的細胞、肉的細胞が完全に作動をするのです、完全作動。それを知るべきなのです。完全作動をします。
それゆえ、目がその作動をするときは、目を開くようになれば、天上天下、地上天下が皆見えるのです。完全作動をするためです。マイクもそうではないですか? 性能が良ければ、百パーセント響いてくるでしょう?
同様に、霊肉を中心として愛の力に体全体が一致化して、爆破されうる境地になれば、そこに照らして出てくる一つのスパークのパワー、ライトによって、天上世界、地上世界、神様がすることなく、皆共鳴するようになるのです。
目がそうであり、手もそうなのです。この手がそのようになって、一つになった手として万物を触れば、万物に電気が通じるのです。電気が通じます。すでに分かるのです。それが来るようになれば、全部くっつこうとします。そのような人がお出ましになれば、神様から宇宙がついていこうというのです、どこへ行こうと。
完全なプラスがあれば、完全なマイナスはついて回るのであり、完全なマイナスがあれば、完全なプラスがなくても、生じてでもついていかなければなりません。それが宇宙の法則です。(一七一\一〇三)
皆さん、人間を見るようになれば心と体があるように、二重構造になっています。男もそうであり、女もそうです。男も女も心の人と体の人でなっています。それで、男女を合わせれば四人だと言うことができます。分けておけば四人ですが、これがどのように一つになるかというのです。
神様は、どのようになさろうと、このように四人ずつ創られたでしょう? これをどのように一つにするか? 神様が力、圧力を入れて? 違います。神様の真の愛を中心としては、完全に一つになるのです。真の愛を中心としては、完全にひとつになるのです。
皆さんには、霊的人、統一教会で言う霊人体があり、肉身があります。霊人体の細胞、それが我々の目には見えませんが、存在するのはまったく同じなのです。霊界が我々の目に見えませんが、存在するのです。これと同じです。
では、霊人体と肉身がいつひとつになるか? これが問題です。これは、音叉と同じです。共鳴体があるではないですか? これが共鳴するのです。音叉の一つを鳴らせば、他の側を振動数が同じように共鳴させるのと同じ道理で、神様の愛という作用が、我々の心にぴたりと来れば、自動的に体に反応するということです。
それゆえ、体と心を百パーセント共鳴させて、一つになるようにできる圏内に追い込むことができるのは、神様の知恵でもなく、能力でもなく、力でもなく、ただ愛というものです。愛だけだというのです。
皆さんの目や鼻のような肉的五官が、霊的な五官と願う一つの焦点、理想的標準点が何かというとき、神様の力でもなく、知恵でもないということです。愛がすべての中心、標準として集中しているということです。(一三八\二五四)