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今、我々は「南北統一運動国民連合」を結成し、すべての国民を抱くことのできる愛の懐をもち、夜も昼も身もだえしてあえぎながら動く統一の群れの足どりを見せることのできる時代が来ました。(一九八八・二・二三)
我々が今、み旨を成していくのにも、環境的与件を天がすべて創造するのです。そうして、核を立てて合わせていくのです。これがカイン・アベルとちょうど同じです。ですから、我々が今、発展するためには、投入しなければなりません。今も我々はそうではないですか。「南北統一運動国民連合」は何をしなければならないでしょうか。我々自体が投入しなければなりません。環境はすべてできているのです。どれくらい投入するのでしょうか。統一できるように投入せよというのです。自らを犠牲にせよということでしょう。これができずしては、何もできないのです。できるまで投入せよというのです。そう、この思想があれば……。
復帰過程は再創造歴史過程ですが、復帰過程が残っている限り投入しなければなりません。投入の限界線は復帰が完成するときまでです。それまで継続しなければならないのです。(一六四―三二〇)
韓国で皆さんが楽にやって、「南北統一運動国民連合」の目標を達成できると思いますか。ここは第一線です。世界の第一線であり、世界の焦点だというのです。ですから、我々が決意するからには、ここにみ旨を中心としてありとあらゆる役事が起こると見るのです。完全に団結し、南韓だけ動かすことができれば、金日成はすぐに霊界から呼ばれて逝っても余りあるのではありませんか。その一家に破綻問題も提示するでしょうし……。(一六五―二一五)
お金がなくとも、事を成さなければなりません。お金がなければ、自分の家を売ってでもするのです。そうしてこそ、天が前途を保護してくれ、すべて責任を負ってくれるのです。
問題はそこにあります。お金に伴って、体制に伴ってするなというのです。その体制は、天が立てた体制でなければ、サタンが立てたものです。天が喜んでくれないお金は毒薬です、毒薬。滅びるのです。分かりましたか。精誠が必要です、精誠が。今から教会で泣いていた以上に泣いて回りなさいというのです。それは簡単です。教会で精誠を尽くした以上に、「南北統一運動国民連合」のために泣いて回りなさい。
部落の道を車に乗っていばって回るなというのです。千里の道を歩いてでも行くべき使命が残っているなら、行かなければならないのです。早く行くことのできる現代文明の利器があり、私が早く走ることができるなら、それをおそれ多く思わなければなりません。何十倍、何百倍、血を吐きながらやらなければならないという気持ちをもって回ってこそ、天が協助するのです。(一六六―一八三)
今から、国民連合は御父母様を中心として……。大韓民国の国民、大韓民国が世界を代表し、祭物を捧げなければなりません。ところが、それが先生の思いどおりにできる立場に立ちましたか。できずにいるでしょう?
ですから、ここで統一教会が代表するのです。アベル的基準に立った統一教会が先生の命令によって、完全に神様の愛と御父母様が一つになり、それから、皆さんと先生が一つになり、皆さんと皆さんのものが一つになり得る基盤を完全に築かなければなりません。何と一緒にですか。国と一緒にですか。国をしっかりつかまなければなりません。国をつかみ、国民をつかまなければなりません。分かりましたか。
万物については、大韓民国の土地をつかみ、民については、統一教会の教会員をつかむのです。統一教会の教会員は子女の立場で、カイン・アベルの立場にあります。カインに対してアベルが犠牲になれば、カインの行くべき道が生まれるのです。このような原則から、カイン的な大韓民国の民をつかみ、国については、先生がつかんでいくのです。
このようにして、大韓民国の土地は神様の愛を中心として皆さんがつかむのです。神様の愛を中心として、父母と共に一つになった神様の愛、父母と共に子供が一つになった神様の愛、子供と共に万物が一つになった神様の愛を通して、万物は子女の手に捕まえられ、子女の手は父母がつかみ、父母の手は神様がつかんで、一つに連結され得る平行線上の解放圏を成しておかなければならないのです。何の話か分かりましたか。(はい)。(一六六―二九九)
神様が生きているということを知らなければなりません。神様は生きている! (アーメン)。勝利は永遠に天のものとして差し出し(アーメン!)、気分がいいので五十億を寄贈します! 私は気分が良くてそれをしたのであって、悪くてしましたか。それゆえ、今後は寄付をしながらも、気分悪く思う人は罰を受けます。うれしく思いながらしなさい。カナンを復帰して建国創業を前にした勇士たちが、嫌々やっていいでしょうか。夜昼果てしなく行っても、また走りたい気持ちをもち、喜びをもってしなければなりません。
私は悪口を言われながらも、一生の間、喜びながら生きてきたのであって、泣きながらは来なかったというのです。手錠をはめられて、監獄に行くにも、笑いながら行ったのであって、泣いて行きませんでした。小心者のようにはしなかったのです。この前、ダンベリーに行くときも、朴普アだとか、誰だとか、みな泣いたりしましたが、「やあ、グッバイ! 行ってくるからね」と言って、行ったのです。「あなた方にはダンベリー以後は分からないだろう? 明きめくらなので見えないだろうが、私はその先を見て、今、希望に満ちて行くのだ。行かないとだめだ」と言いながら入ったのです。そうして、十三カ月を満たしたのです。十三数はアメリカで一番悪い数です。その十三数を蕩減復帰して出てきたのです。(一六五―五二)
今回、「南北統一運動国民連合」を結成した時のメッセージを読んでみましたか。(はい)。閉会する時に先生が五分ほど話したのですが、三十八度線を統一するために、のどを詰まらせながら話したもの、それが生涯を徹底して捧げ……。その一つの目標のために、千万回、撃破しなければならないのです。千万回を合わせなければならないのです。毎日、一度ずつ撃つのに、その穴に百発百中させなければなりません。そのようなことをしてきたのです。そうでなければ、復帰ができないというのです。ですから、先生が勝利できる内容をみな築いて、皆さんに引き継いであげたのです。
先生の家庭が一つになったように、皆さんが夫と完全に一つになって、今からは皆さんが民族を一つにさせなければなりません。南北は子女の立場です。分かりましたか。皆さんが責任を負わなければならないのです。世界的な蕩減路程は先生がやってきたので、ここに接ぎ木することができるのです。これによって、皆さんが摂理完成をみな終えなければなりません。(一六五―一二六)