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8)人生最高の行くべき道

人生の行くべき道が何か? 人生の行くべき道に対して、結論を言うなら、神様の愛を占領することが人生の行くべき道であるということです。分かりますか?(はい)。神様の愛を占領することが、人生の行くべき最高の終着点であるのです。この道は、男も女も皆行くべき道です。すべての人たちが皆行くべきなのです。猿も蟻もみなそれを願うのです。

人生の行くべき道は、二つとない無限であられる愛の神様を探すことです。一〇回でも百回でも、死ぬ峠を経てでも、死んでも絶えず探していくべき神様の愛、その愛を探すのが人生の最高の行くべき道です。

心の終着点、すなわち、欲望の終着点がどこか? 神様の愛を占領する所です。神様を占領したといっても、その中にもっと貴い愛を占領できなければ、神様は自分の神様ではありません。それゆえ、神様の愛を占領しなければならないのです。その愛だけ占領すれば、神様はいらっしゃらなくても大丈夫なのです。彼のものが私のものであり、私のものが彼のものになるとき、初めて内外が一つになるのです。そのような国が上下の等級のない理想の本国になるのです。分かりますか?

そのような場に横たわるようになれば、天下にあるすべての存在が良く見えないものがなく、天下にいるすべての存在は、自身のために存在しないものはないと感じるのです。そのようなものが、神様の愛であれば、今日人間が行くべき天上世界、すなわち天国はどのようになっているか? そこは、愛で充満した所です。(三九\二一〇)