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三 対社会生活

私たちは対社会生活をしなければなりません。

1 時間

私たちは時間圏内に生きています。時間観念を徹底しなければいけません。時間生活、約束を守るとか、会社の時間を守るとか、学校の時間を守るとか、このようなことをすべて徹底しなければならないのです。

2 尊敬と交流

会う人すべてを尊敬でき、その次には交流できなければなりません。交流すべきです。何かしら良い交流をすべきなのです。いつもそういう観念が必要なのです。「他の人から尊敬されなくては」、それは実に良くありません。二人の間で先に尊敬した人が支配するのです。

3 外交と発展

これは自分が出世するためには必ず必要です。そうしようと思うなら、名節や誕生日などのすべてをきちんと合わせなければいけません。会社の責任を持った人は皆、外交的な舞台に拡大できなければなりません。外交とは何かというと、あの人の側にあるものを、自分に順応できるようにすることです。そこには言葉と正常的な表示が伴うのです。

4 職業と姿勢

仕事をする者の責任として、態度が悪い人は絶対にいけません。職業とは第二の自分です。職業を持って働くということは、第二の自分を作ることなので、態度の良し悪しによってその日の生産のすべて、働いた実績すべてが左右されることを知るべきです。絶対に良い態度が必要です。

その職業で生きている人のように考えれば、自分の態度が良くないと職業に対して失礼であり、借りを作るのだと考えるべきです。職業は神聖なものだ、このように思いなさい。自分の第二の生命であり、それ自体が自分の延長を表わすのです。

5 主従関係

どの時代もこの社会には主従関係があります。さあ、そこにだれが影響を与えるのかが問題でしょう。社長が社員に影響を与える立場なら、良い社長になるのであり、社員が社長に影響を与えるなら、良い社員になるのです。それを知るべきです。主従関係を円満にしていかなければなりません。不平は必要ないのです。

6 職場と私

すでに私たちの職場が会社なら、会社と自分の利点が介在するのです。会社に借りを創る者が多いのです。絶対に会社に借りを作る人になってはいけないのです。損害を与えるだけなら、それは除去されるのです。除去されるようになっているのです。その次には国家と連結させて、国家の利益も考えなくてはならないということです。

7 話すこと、行い

これらすべてにおいて端正であるべきです。言行心事、話して、行なって、考えて、事をなすにおいて端正であるべきなのです。模範になるべきなのです。なぜ? そうすることによって、このすべての環境に適応できるようになるということを知らなければなりません。

さあ、私たちはどちらにしても、自分一人で生きていくのにこのような過程を経なければならず、自分自身の生活と、教会生活と、社会生活を貴重に思うべきなのでこのような内容を伝えるのです。なぜならば、これからは昔と違うからです。時代が変わったのです。そのようなことすべてを整える時が来たのです。分かりましたか?

では、今日指示したすべてのことを参考にしながら、これからは実績をどのように表わすかということに主力を注ぐべきです。今までは蕩減実績としてたくさん消耗してしまいましたが、これからは皆さんの利益となる実績を残せる時代に入っていくことを知るべきです。今までは、サタンがしきりに崩していましたが、これからは皆さんの所有権が拡大するときであるからには、このような考えを持ってあらん限りの精誠を尽くして努力しなければなりません。

さあ、そして昔はムーニーに関心がなかった人たちも、関心を持つようになってくるので、皆さんに対してあらゆる人の注目が集まります。ですからこのような全体的な内容を整えて模範にならなければなりません。それによって皆さん全体が神様の前に真の誇りを受けられるようになるのです。そうなるように先生が指示するのです。(一三一・二八五)