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皆さんはみ旨の道を歩みながら、どのくらい深刻にしてみましたか? 先生は一生の間そんな道を歩いてきたというのです。妻子も知らないのです。私だけが知っています。孤独な単身の寂しい男が行く道を、だれも知らない中で、神様が協助して人間たちが驚くほどの実績をもって、今日この社会に問題を提示し、また疲弊していくこの民主世界の思想圏内に新しい波及を提示する問題の人物になりました。このようになったのも、私がよくやったからではなく神様が共にいてくださったからです。
神様がそのように寂しい方であり、神様がそのように孤独な方であり、私のような方であるから、私の事情を分かってくださるということを私が知ったので、私が死ぬ日まで神様のみ旨と願いを一つでも解いてさしあげ、その分野を一つの基盤でも拡大させて、神様のために生きることのできる人を集めるのが、私の使命だと思って歩んできたのです。悪口を言われても反対することができず、むち打たれても復讐することができず、愛で耐えてきたことは、神様の子息として生まれ出たためであり、その方のみ旨を立てなければならない責任があるためです。ですから、この伝統をどのように立てるか、ということを考えながら、ふらふら歩きをして行っても、あるいは腰を折り曲げて行っても、這って行っても、これだけは残さなければならないと思いながら闘ってきたのです。(八二\四七)
先生はアジア人です。韓国人です。世間で見れば中進国家の国民の一人ですが、なぜ皆さんはレバレンド・ムーンに従い、皆さんの心はなぜ先生の行く道に併せて一緒に動くのか? それは先生が天理の大道の原則を中心として、神様と関係をこのように密接に結ぶことができる伝統的内容があるためです。皆さんの心が、行かなければならない本然の道がそこに連結されることによって、皆さんの心は、そこに揺り動かされ、そこに引かれていかずにはいられないのです。
レバレンド・ムーンは神様がいなければ何でもありません。イエス様がいなければ何でもなく、善なる霊界がなければ何でもありません。大変なのです。しかし、神様がいらっしゃるので、世間の人々が後ろ指をさせば、その指によって自分の一族が滅び、一国が滅びるうるように巻き込まれていくのです。
今やはっきり分かりますか?(はい)。皆さんがどのように生き、どのようにするのかということがはっきりと分かったでしょう?(はい)。皆さんの口には不平があってはなりません。先生の口には不平がありません。不平という言葉を学ぶことができませんでした。み旨の前においては「ノー」という言葉を知りません。「ノー」と「不平」という言葉を知らないというのです。ですから間違いないのです。
さあ、これは私が十代のときから持って歩んできた思想です。一生の間、六十の生涯持って歩んできたのですが、この原則は間違いなく発展してきたのです。(一三一\三三〇、一九八四・五・一九、イーストガーデン)