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六 先生に対する私たちの姿勢

神様の愛を備えることが重要なのです。神様はできるならば、アベルがカインを自然屈服させて絶対服従させることによって、神様の愛を共に分けることを願われます。このようなみ旨を中心として、先生も苦労してきたので、皆さんは先生が苦労したことを自分の苦労だと思って、涙を流しつつみ旨のために精誠を尽くせば、皆さんも神様の愛の圏内に入るようになるのです。こういうことなのです。

皆さんは先生が苦労した話をすれば、それが私がしたことのように感じ、胸が痛く、悲しく、涙が出、悔しがり、腹が立つ、このように同感することができなければなりません。皆さんを先生に同感させるようにするための材料が先生の苦労です。

先生が歴史時代に苦労をしましたが、それは今日現実的に共に感じることができるのだということです。ですから、皆さんが先生の痛みを自分の痛みとして感じるようになるときには、先生の前にカインとして決定されうるのです。それは先生と皆さんが愛して一つになったという証拠になるのです。そこにおいて神様の愛を受けるのです。これがどの程度まで続かなければならないのか? 永遠に続かなければなりません。神様は今までこのような過程を経て、復帰歴史をしてこられました。そのために皆さんを育てる期間が必要なのです。(三四\一〇一)