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お前たち、きょうから誰かを代わりに講義させてみなさい! 誰かを代わりに講義させたなら責任者にはさせません。そんなことをするなら次の月には全部、責任者の座を空けておけというのです。本来は自分が自信がつくまで講義しなければなりません。そうでなければ落伍者になるのです。統一教会で落伍者になるのです。
ここに、あのミスター・郭を連れてきたのもですね……。ミスター・郭は二十二年間講義しました。そうしてみたところ、ミスター・郭という人は講義のうまい人だ、とアジア地域にうわさになりました。彼は先生が話すたびに記録するのです。そしてそれを参考にして使ってしまうのです。聞けば、それを講義する時どんな面に適用させるかと準備するのです。それで幹を作り、枝を作り、葉を作って、これから自分の講義に潤いがあり、自分の講義が深く、自分の講義が繊細であるように準備してきたのです。そのように基盤をつくってきたのです。それでカープから世界平和教授アカデミー、教授協会に責任をもつまで、出ていって講義しました。そのように立てても統一教会の面目が失われないため、私が立てて仕事をさせたのです。教授協会までつくって責任者として立てたのです。(九六―一四二)