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四 私の誓いの解説

私たち、誓いを一度してみましょう。

 きょうお話しする題は何かといえば「私の誓い」です。誓いだというのです。これを説明すれば時間がかかるのでやめにして、誓いをすることができるか一度見てみましょう。今まで神様の前に誓いをした人はいなかったというのです。僕としても誓いはできずに、息子としても誓いはできませんでした。

 誓いをしようとすれば、心情を通じなければなりません。神様の前に誓いをした人たちは、心情が通じると同時に、その心情が通じる人は……。

 この誓いは何かといえば、真の息子、娘になるという意味の誓いです。では、みな立ちなさい。立って一度覚えてみましょう。皆さん各自が誓うのです。皆さん先ほど、み旨の前において主体になるとみな約束したので、そのような意味でもう一度誓いをするのです。

 私の誓い

一、天宙の中心存在として、父の御旨(創造目的)と任せれた責任(個性完成)を全うし、喜びと栄光を帰し奉る善き子女となり、創造理想世界において永遠に父に仕え奉る真の孝子女となることを私はお誓いいたします。

二、父は六千年間供え物として十字架路程を忍ばれ、死したる私を真の子女として活かすべく、み言と人格と心情を与え一体化せしめて、天宙の相続権を与えたまわんとなさる聖なる御旨を私は受け、完全に相続することをお誓いいたします。

三、怨讐によって失われた子女と天宙を復帰せんがため、父は父母の心情を抱かれ僕の体を受肉し給い、汗は地のために、涙は人類のために、血は天のために流され、私の身代わりに歴史路程における怨讐サタン粉砕の武器を与えたまい、それらを完全に審判するまで父の性相を受け、真の子女私は敵陣に向かって勇進することをお誓いいたします。

四、父は平和と幸福と自由と理想の源泉であらせられ、父を奉る個人と家庭と社会と国家と世界と天宙は、本性の人間を通じてのみ心情一体の理想世界を完結することができ、私は真の人間となり、心情の世界において父の代身者となることによって、被造世界に平和と幸福と自由と理想をもたらし、父に喜びと満足を帰し奉る真の子女となることを私はお誓いいたします。

五、我々は神を中心とした一つの主権を誇り、一つの民を誇り、一つの国土を誇り、一つの言語と文化を誇り、一つの父母を中心とした子女となったことを誇り、一つの伝統を受け継いだ血族であることを誇り、一つの心情世界を成す役軍であることを誇り、これを実現せしめることを私はお誓いいたします。

このような義務と使命を成就せしめるため、責任をもって生命をけて闘うことを私は

宣誓しお誓いいたします。

宣誓しお誓いいたします。

宣誓しお誓いいたします。

 一九六二年 子女の日(旧一〇月一日)

 (以上先生が先に言われ食口たちがついて言った)

 座りなさい。皆さんがこんな誓いをして、そんな人間になるまで、すべての情熱を尽くして戦わねばなりません。分かりましたか? (はい)。(一五一―一七九)

 皆さん、漢字を見れば意味が深いのです。誓い(盟誓)の盟という字を見れば、これは(明)日と月であり、これは(皿)さらという意味なのです。誓には続けるという意味もあり、切るという意味もあります。続けて言葉を聞くようになれば、切って宣言するという、そんな意味になります。中国式表記だといいますが、そこには説が多いのです。それを韓国人が作ったという話も歴史に残っているのです。

 昔、韓国の東夷族が北京沿岸を中心とした文化民族として、中国の孔子のような人たちも韓国人をとても慕っていたのです。昔、中国において殷の時代を見れば、秦の始皇帝のような人たちも、本来韓国人だったということが歴史に出てくるのです。そんな歴史上の資料があるのです。それで先生が、今計画しているのは、中国の学者、日本の学者、韓国の学者たちを集めて、これを解明するための協会の編成です。それがこれからの課題なのです。

 誓いという意味のことですが、第一に神の前に約束するという意味であり、第二には未来をおいて約束するということです。さあ、それでは、私たちには誓いの文があります。その誓いの文の最初の誓いは何かといえば、神様が宇宙を創造しましたが、創造した世界を失ったため、宇宙を失ったことをいい、二番目は息子、娘を失ったことをいい、三番目には何かといえば、神様の権限をいい、四番目には理想をいい、五番目に条目的な内容が出てくるのです。言い換えれば、三番目は何かといえば、神様の苦労、蕩減復帰路程のために苦労してきた内容です。四番目は何かといえば、私たち個人が平和の世界を建設するため家庭、氏族、民族、国家として探していかねばならない、そんな内容です。五番目には……。

 きょうは主に五番目について話そうと思います。これは何でしょうか? 総論ですね。このように見たとき、私たちは、今、どのような位置に生きているのでしょうか? 一番目には、善悪の間に生きているのです。二番目には何かといえば、善神と悪神、神とサタンの間に生きているのです。三番目は何でしょう? 天地の間に生きているというのです。皆さん自身は善悪の分離点にあり、その次には、サタンと神様の中間にあり、その次には天と地の中間にあるというのです。

 ですからこちらは天であり、こちらはサタンなのです。ここは天国であり、ここは地獄なのです。さあそれでは、こちらはサタンを中心として主管されています。そしてこちらは神を中心として主管されています。天と地といえば、ここには善神、悪神みな入っています。霊界を中心として、神様がいればその最高の位置を中心として善なる霊たちがグループになっていると、このように見るのです。神様がここにいれば、これを中心として四方に連結していくのです。同じなのです。サタンを中心としても同じなのです。ですからここにも境界線があるのです。ここが混合されている世界に、私たちが生きているのです。(黒板に書かれながら語られる)

 さあ、それでは地獄はどこなのですか? もちろん霊界にも地獄があるのです。そんな地域的な境界もあるでしょうが、地獄はいったいどこなのでしょうか? 天国はどこなのでしょうか? また、天国なのか地獄なのか分かりませんが、その天国と地獄はどこから生まれてきたのかというのです。人がいなければ天国もなく、地獄もないのです。間違いないでしょう。人がいるので天国が始まったし、地獄が始まったのです。何のことかといえば、人のためにできたというのです。

 皆さんが私たちの誓いをする時に「私たちは一つの主権を誇り」と言うでしょう? (はい)。それは言葉だけではありません。事実そうなのです。それが駄目なときは私の手で、私の力で勝ち取らねばなりません。それを知らねばなりません。今からはそんな時が来るので、このような話をするのです。そう、皆さんはどこの国の人ですか? (天国の人です)。天国の人! 言うはやすいのです。しかし行動は難しいのです。それが難しいですか、易しいですか? (難しいです)。皆さんの心に問うてみなさい。難しい道を行くことを願わなければなりません。

 私たちは天の国の独立軍です。天国の独立軍です。それを知らねばなりません。宇宙歴史始まって以来の、天の国の独立軍として出動する権威を喪失しては駄目だというのです。ワシントンはどういう人ですか。ワシントンはイギリスの背信者です。国を立てられなかったなら首根っこがキーッとつられることになったでしょう、イギリスに行って。そうでしょう? (はい)。それは否定できないことです。サタン世界では、レバレンド・ムーンに対して「異端者」と言うのです。ビートレイヤー(betrayer:異端者)というのです。「お前は私の人たちを集めている」と言うのです。ワシントンがイギリスの人々を集めたように、サタン世界からそうだというのです。皆さんのお父さんやお母さんも全部私を異端者として怨讐と思っているでしょう? そうでしょう? また、皆さんの父母は「レバレンド・ムーンはギャングだ」と言っているのです。(いいえ)。今でもそうなのです。事実なのです。同じなのです。イギリスに属する国民と、父母家庭を中心としてアメリカをつくるということと同じです。全く同じです。天の側から見てみれば、米国は来たる主がされることを身代わりするため、神様が保護してこのように独立国家となり、世界的な国になったという事実を知らなければなりません。米国の国民に、全部天の国が独立することのできる伝統を教えるために、それを認定したというのです。米国の伝統を大切にする米国青年を通して、神の国の主権を探すための独立軍を探すため、そうだというのです。それは悪いですか?

 ですから、神様の主権を探すため独立軍が出動して、闘争する戦争の一線の舞台に立ったのがレバレンド・ムーンであり、ムーニーたちです。そのムーニーに反対すれば、歴史的な独立とすべてのことに反対する逆賊になるだろうというのです。分かりますか? (はい)。皆さんは独立軍であるということを知らなければなりません。私がたとえ銃や剣は与えなかったとしても、レバレンド・ムーンのみ言が剣であり、愛の原子爆弾だと考えなさい。愛の原子反応が広がり、どんどん大きくなっていくのです。そうでしょう? 原子爆弾は小さいですが、どんどん広がるのです。そうでしょう? 真の愛もどんどん広がるのです。全部きれいにしてしまうのです。

 皆さん、「私の誓い」の五番の誇るその第一を中心として考えてみましたか? 言葉だけではないのです。事実なのです、事実、事実。分かりますか? はっきり分かりましたか? (はい)。皆さんは独立軍です、独立軍。歴史に数多い戦争と数多くの兵士がいたのですが、私たちと共に誇れる兵士はいないということを知らねばなりません。ここに勝利の印が押される日には、戦争はなくなります。世界が一つになるのです。(拍手)

「お前はこの天国建設のための義勇軍として生まれた人だな! お前、細胞よ、ありがとう! 手の指よ、よく育て! 天が必要とする武器になれ!」と言わねばなりません。その時に使うためのものなのです。それを知らねばなりません。それで私が私の目を保護し、私の耳を保護し、私の体を保護するのです。サタン世界から保護するための努力を私がするのです。

 私が息子、娘として生まれても入籍することのできる天の国がないため、保留しなければなりません。私は天の国の夫になることを願い、天の国に入籍したその民として妻をもち、その家庭で子を生みたいと思わなければなりません。それを知らなければなりません。それで寝ても覚めても一日、一時間、一秒を忙しく戦い、勝利しなければならないという、このような前提をもっているということを知らねばなりません。いつもそのように生きなければなりません。何のことか分かりますか? (はい)。

 皆さんは天国の軍人、天国の民になっていません。予備軍です。天の国の民ではなく予備の民です。天の国、天国に入る前の楽園と同じです。正に今日私たちは、地上天国建立のため楽園にいる兵士と同じだというのです。楽園の兵士、分かりますか? 楽園の兵士。皆さんは米国の軍人になることを願いますか? (いいえ)。違うのです、願わないというのです。「私たちに命令だけしてください。私たちは進軍します。進軍、進軍、天国に向かって!」とならなければなりません。分かりますか? (はい)。

 その次の誇りは何ですか? (民です)。民。生活の貧しい人を助けてあげなければなりません。日本を中心として米国を助け、米国を通して飢え死にしようとしているアジアの人、かわいそうなインドのような所を助けなければならないと考えるのです。みな一つの国の人です。この世界の人たちは一つの国の人々なのです。アメリカ人がアメリカ国民を愛するのよりも、天国人が天国を中心として愛するほうがもっと強いというのです。

 その次、三番目は何ですか? (国土)。一つの国土、私たちは境界線を認定しません。神様は境界線を認定しないのです。それはサタンがつくったのです。米国が境界線を中心として、移民局が強力に騒いでいますが。万一、移民局で「お前たち米国に入るなら統一教会の七十日修練、百二十日修練を受けねばならない」というようになれば、その人たちが米国に来て損害になることをするでしょうか、利益になることをするでしょうか? どうするでしょうか? (利益になることをします)。そうですか? (はい)。皆さんそれを信じますか、知っていますか? (知っています)。それを確実に知らねばなりません。どうなりますか?

 そうなれば、共産党が問題になりますか? そうなれば、世界の国家をすべて団結させて一つの国から一千名ずつだけ引っ張り出してその人たちを集めて教会をつくったときには、世界の国家が、米国は良くやったと拍手するというのにです。「アメリカ人の言うことを聞きなさい!」と言って、「聞きます」と言えば一遍に世界が回るというのです。それを考えてみなさい。何年もかからないのです。ところで共産党が問題ですか? (いいえ)。

 さあ、それでは米国が国境を撤廃すれば安心ですか、騒々しいですか? (安心です)。ですから「すべての自由世界は境界線撤廃!」と米国が主張すればどうですか? 自由世界が「そのとおり!」そうでしょうか、「ノー、ノー、ノー!」とそう言うでしょうか? (ウェルカム:歓迎します)。ウェルカム。それではどのような結果になるでしょうか? (神様のもとに一つの世界になります)。神様のもとに一つの世界になります。それは難しいことではありません。そんな時が近づいたのです。分かりますか? (はい)。本当に? (はい)。

 皆さんが移民局長になり、外務長官になれば、そうできるというのです。(笑い、拍手) ムーニーが外務長官になり、法務長官になればですね、その時もファンダレイジングしますか? ファンダレイジングが必要ですか? (いいえ)。国の税金で仕事をするのです、国民が。その税金が何かといえば、ファンダレイジングしたものです。できるなら税金を出さないでおこうと尻込みをするでしょう。私たちムーニーは税金を出そうとします。なぜそうですか? サタンが嫌いだからです。これはどれほど素晴らしいでしょうか。どれほど素晴らしいかというのです。今、米国が言うことを聞かなくなったので、南米がムーニーを中心として南米連合戦線をしいているという事実を知らねばなりません。

 ムーニーたちですが、ヤコブがハランに行き、二十一年ぶりに帰ってきてエサウを屈伏させたように、南米を通して北米を屈伏させねばならないというのです。どうですか? (いいです)。それが早ければ米国でなくてもいいのです。ムーニーを全部南米へ連れて行けばいいのです。それはどうですか? ここ米国にムーニーが一人もいなければ、次はまた「ムーニー歓迎!」、そうなるのです。「我が米国にムーニーがとてもとても必要です」、そうなるのです。その時は興味がないのです。その時は国の移民局で「ムーニーは全部無事通過だ」、そうなるのです。(拍手、歓呼)

 世の中が何といっても、レバレンド・ムーンはその目的のためどこにでも行くのです。どこにでも行き行動するのです。どうですか? 気分がいいですか、悪いですか? (いいです)。このように見る時にムーニーが誇らしいですか、恥ずかしいですか? (誇らしいです)。

 先生はですから南米や、アフリカなど、世界のためにお金を使うのです。韓国のムーニーたちは「先生! なぜ韓国を助けてくださらないで米国のために使うのですか?」と、またアメリカのムーニーたちは「なぜ先生は米国に使わずに他の国々のために使うのですか?」こう思うというのです。そんな伝統を立てておいて世界が早く……。このようにしている私を見て米国国民全部が私のような思想をもてば、世界を早く救えるのです。分かりますか。それは間違いないでしょう?

 先生は南米に行っても、私たちの国だと思うのです、私たちの国として、誰よりも南米を愛していると思います。皆さんもそうですか? (はい)。先生が南米へ行けば皆さんはどこへ行かなければならないですか? 皆さんはアフリカへ行かなければなりません。(笑い) 先生についていきますか、もっと悪いアフリカへ行きますか? 先生はこれからアフリカへ行くと思いますが、先生より先にアフリカに行って準備する人になりますか、先生について回る人になりますか? (先生より先にアフリカに行きます)。皆さんは「全員アフリカに行け」と言えば、「アイゴー、それは私の願う所ではないので、私たちは嫌です!」そう思いますか? (いいえ)。

 皆さんは先生がいない状態で北米で米国を復帰するのは簡単ですか? アフリカに行ってアフリカを復帰するのとではどちらが簡単ですか? (アフリカです)。私たちがアフリカにワーッと行って資源を抱き込み、南米へ行って資源を抱けば、白人たちは「助けてくれ、協力してくれ!」と言うでしょう。そうではないですか? そうですか、そうではないですか? (そうだと思います)。ソ連はどうですか、ソ連は? 同じだというのです。ですからレバレンド・ムーンは賢明な人ですか、愚かな人ですか? (賢明な人です)。ありがとうございます。(笑い、拍手)

 皆さんはこんなに楽しい内容なら毎日誓っていたいと考えてみましたか? 考えてみなさい。皆さんが聖日の朝ごとに来て「私の誓い」をするとき、「アイゴー、しなければいいのに」と思いますか、「アイゴー、なぜいつもしないんだろう?」と思いますか? どちらですか? (二番目です)。今、この言葉を聞いて内容を知ったのですから毎日しなければなりませんか、毎時間しなければなりませんか? (毎時間しなければなりません)。毎時間ごとにですか。そうすることができますか? (はい)。皆さんが願うなら、それを決定しましょう。(笑い) そう考えるときに「アイゴー、アイゴーしんどい!」と思いながら一週間に一回ずつただ五時に起きて「私の誓い」をするだけの者たちでいいのですか、いけないのですか? それを考えれば、驚くべきことです。

 神様がムーニーを信じ、ムーニーを好かなければならないのではありません。ムーニーたちがこの内容を好めば、神様がムーニーを好きになるようになっているのです。違いますか? 今の皆さんを見て好かれますか? 人を見て好まれるのではありません。皆さんの顔を見て好まれるのではありません。

 大変な時、「お父さん! 歴史的な怨恨のあるその主権のため、民のため、国のため私は前進します!」と祈りなさい。それ以上の祈祷はないのです、それ以上の祈祷は。神様に尋ねてみなさい。

 さあ、このような内容をもって私が生きるという時、神様は私より近くにいるでしょうか、遠くにいるでしょうか? 考えてみてください。(近くにいらっしゃいます)。事実です。神様は私と共におられます。ですから強く雄々しくあれというのです。理解できますか、何のことか? (はい)。皆さんは今まで、考えがどれほど気の小さい者のようでしたか、どれほどくだらないものでしたか。分かりますか? (はい)。

 世界を知り、世界を抱き、世界四十億人類を民として、この地球上を私の国土、私の取り分とすることがどれほど……。そうすれば天の国になるのであり、米国の民としては行けないのです。それを知らなければなりません。皆さんの勝手に生きて、死ねばどこに行くでしょうか? ムーニーになってこのような内容を知らずに死んで、天国の端で行くこともできずストップしていたなら、どれほど悲惨でしょうか、考えてみてください。

 その次は何ですか? (言語と文化)。言語と文化を誇ります。米国の人たちは「世界が全部英語を習い英語を使うことを願うのに、その英語を使う私たちが他の国の言葉を習うなんて?」と思うのです。(笑い) 英語がマザータング(mother tongue:母国語)ですか? (いいえ)。それでは母国語は何ですか? (韓国語です)。母国語は真の父母が使う言葉なのです。

 子供たちが話すのを見て、親が米国人であるか英国人であるか分かるのであり、言葉が同じならば他の国の人だとどうやって分かるのですか? 皆さんの母国語はどの国の言葉ですか? (韓国です)。母国語とは真の父母が使う言葉なのです。正しいですか? (はい)。真の父母が使う言葉はアメリカの言葉ですか? (いいえ)。(笑い)

 さあ、その次五番目は何ですか? (「一つの父母を中心とした子女になることを誇り」です)。一つの父母を中心とした子女になることを誇ります。世界の人々が子女を誇るのです。分かりますか、何のことか? 世界はどこに行っても兄弟なのです。ソ連人も怨讐ではなく兄弟です。レバレンド・ムーンを米国人が反対しても兄弟です。分かりますか? 米国が何ですって? (兄弟です)。世界は一つの伝統です。何の伝統? 一つの父母様を中心とした家庭の伝統です。神様のみ旨が何かといえば、創造目的の完成であり、創造目的の完成は四位基台の完成であり、四位基台の完成は家庭であるというのです。

 神様はアダムにおいては父であり、アダムの息子、娘においてはおじいさんです。三代です。それが本来四位基台なのです。ところでここを引き裂いてしまったというのです。引き裂いてしまったのでこれからは合わせねばならないのです。反対なのです。これを合わせれば同じになるのです。そうすればこれが運動することができるのです。運動をするのです。さあ、ですから一つです、一つ。これが一つの生存体です、生存体をもったのです。これを愛さねばなりません。愛さなければ世界を救うことはできません。(黒板に書かれながら語られる)

「私」といえば既に妻と父と子女が含まれるのです。女性から見れば父、夫、息子なのです。これが一つの体なのです、一つなのです。そして男性においては母、妻、娘、このように見るのです。この三つがなぜこのように一つにならねばならないのでしょうか? 天地を合わせることなのです。では中心は誰でしょうか? 男性と女性です。上を見れば神様であり、下を見れば子女です。ですから一つの体なのです、一つの体。

 ですから愛する時は、夫を愛さずに父母を愛し、子女を愛しなさいというのです。それが天地の道理です。女性が結婚して離婚するようになればどこに行くかといえば、父、母、父母の家に行きますが、子供を連れて行こうとするでしょう。互いに子供を連れて行こうとするでしょう。それはなぜそうなのでしょう? それが天地の道理だからです。それが皆さんの心から動く天地の道理なのです。分かりますか、何のことか? (はい)。皆さんの観念といえば、伝統といえば、父母と子息のための愛と、夫に対する愛をいうのです。

 ですから、このような家庭を中心とすることがテキストブック(textbook)だということです。テキストブックになって、このような感じの愛を世界化するのです。(黒板に書かれたものを指しながら語られる)そのような教育をする場所が家庭だというのです。その愛することが皆さんの家庭のためではなく、世界のための愛の訓練なのです。違うというのです。私たちムーニーは違うというのです。

 さあ、それでは天国はどういう所でしょうか? 年取った人、おじいさんのような年老いた人に、本当のおじいさんのように対することができ、夫のような人を夫に対するような心で愛することができねばなりません。そうだからといって関係を結ぶのではありません。そのような心をもつのです。息子、娘のようなら、息子、娘のように考えなければなりません。他の考えをしたらいけないのです。そうすればそれはどこでも行ってくるというのです。どこでも行ってくるというのです。どこにも通用します。分かりますか何のことか? (はい)。これは同じでしょう? 同じなのです。どこに行っても。白人も全部同じです。このような人は自動的に天国に行くというのです。このような人が行く所が天国なのです。(黒板に書かれながら語られる)

 このような思想があるので、人種差別、種族差別がすべてなくなり、国境がすべてなくなるのです。分かりますか? その伝統を受け継がなければなりません。ところでサタン世界ですから、この主流の秩序を立てられないようにするので、私たちはこれを蕩減するため、十字架の道を行かねばならないのです。犠牲になり奉仕しながらこれを拡大していくのです。

 その次、七番目は何ですか? (「心情世界を成す役軍であることを誇り」です)。心情世界を成す役軍であることを誇ります。心情として天国理想を実現させねばなりません。その次は何ですか? これに対して反対するすべてのものと戦い勝つことを誓うのです。そうでしょう? 銃剣で戦うのではないのです。それは分かるでしょう? 生命をささげても、死ぬことがあってもこれをしなければなりません。(黒板に書かれながら語られる)

 これは何かといえばサタンが一番嫌うことなのです。神様は何かといえば、これは神様が一番好むことなのです。神様はこれを一番好むのです。これがこのような世界で天地を中心として戦いが展開されているのです。さあ、善悪がここにかかっており、神様とサタンが全部これを中心として戦っているのです(黒板に書かれたものを指しながら語られる)

 皆さんのための業が家庭的基台をもつことなのですか? 違うのです。世界的なのです。家庭を乗り越えなければなりません。また、行かなければなりません。また、行かなければならない、また、行かなければならないというのです。どれだけこれが空いたとしてもこれが残っているならば、これは自動的に埋められるのです。ですから、これを完全に除去しなければなりません、完全に。(黒板に書かれながら語られる)

 さあ、統一教会のムーニーはこのために召命を受け、ここに集まったのです。統一教会は、このみ旨を成し遂げるために集まったのです。そのために心情をもって伝統を受け継ぎ、父母様を通してこそ天国が可能なのです。ですから間違いなく誓ったとおりになるように実践しなければなりません。(マルスム選集一二二巻「私たちの誓い」より)