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1 韓国は宗主国
皆さんは、りんごの木の実が日の光をよく受けて赤くなるように、よく熟さなければなりません。ですから、実の味が大変おいしいと園の人たち、洞内の人たちから主人から、すべてが知るようになれば、その味を知る人たちは、遠く離れた道のりであってもいつでも訪ねて来て、取って食べることができるのです。何のことか分かりますか。(はい)。
皆さんがどんなにアメリカに行ったとしても、どんなに全世界を巡ろうと、「大韓民国にあるりんごの味が良いし、あー、そこにはおいしい果物がたくさんあるのに、一度でも行かなければ」という立場に立てば、これは話になるのです。それで、時間を裂いて来たら、腐った梨、腐ったりんご、全部このようなひどいこと……。頭が痛くなり、胃液が出ても、来いと言うでしょうか。私がなぜこういうことを話すのでしょうか。理由があります。世間知らずなことをしてはいけないというのです。大韓民国は今から主体国です。宗主国であることを知らなければなりません。統一教会においての宗主国ということです。それを知らなければなりません。(八二―三九)
皆さんは韓国人です。韓国で生まれた統一教会の信徒は、主体国として、宗主国として、恥ずかしくない兄、先輩の責任を果たすようお願いいたします。今、外国の食口たちが、韓国の女性と結婚しようと、韓国の男性と結婚しようと、命を懸けて韓国に向かっています。この時において、今までの皆さんであってはいけません。一致団結しなければなりません。(一〇一―一九二)
皆さん、韓国にあるすべての共産党の問題は皆さんの責任です。分かりますか。(はい)。先生が愛した三千里半島、先生が今まで血と汗を流した三千里半島が滅んではいけません。滅べば、神様のみ旨の宗主国家であるこの国の威信が立たないのです。世界万民の前に威信を立てることができません。共産世界の先端に立って、銃を向け合う、そのような危険な地区においての勝利の権限をもって、万方にその首都的な役割ができる民族性をもってくることによって、統一教会宗主国、祖国としての称賛を受けることができるのです。もし、滅んで世界の友邦にいる統一教会の信徒たちが共産党を退け、解放させて、民族を取り戻す業を成せば、その威信を完全に奪われてしまいます。分かりましたか。(はい)。そのようなことがあるので、先生はこのような問題を中心として今まで……。(八五―二五六)
今から何カ月かすれば、アジアに大きな変革が起こります。私が今、その背後で主導的な役割をしています。ですから、日本より、日本国民よりも強くならなければなりません。あの金髪で青い目の西洋の人たちよりも、もっと強くならなければなりません。我々は宗主国です、宗主国。宗主国です。
若い血をどこで流すでしょうか。皆さんのためにですか。皆さんの腹のためにですか。皆さんの一人の子女のためにですか。その子女は強盗の子になるかもしれません。その血を国と世界のために流しなさい。そうすれば、その子女もこの道をたたえ、飢えた内臓をつかんだその子女たちは、世界の人たちから迎え入れられるでしょう。これがすなわち、師が歩んで来た道であるのに……。私は追い詰められ、追われて、飢えて、寝られなくて、孤独だったけれども、この孤独な人に世界の若者たちが群がって侍っているではないですか。五色人種がどこへ行っても師を探し、国境を越え、大洋を渡って、師に向かって宿願の祈祷をし、賛美の喚声を送っているではないですか?(八二―四九)
2 本国の使命は大きい
私が心配するのは、本国の使命が大きいということです。本家が幸・不幸の要因になることを知っているので、韓国の食口たちが雄々しくならなければなりません。強く、雄々しくならなければなりません。凛々しくならなければなりません。いくら受難の道だとしても、我々食口たちが行く道なのです。その受難の道が数多くの食口たちの倒れる動機の土台であることを知って、この食口たちが救われる伝統を私が立てようと誓う幼い子女たちとならしめてください。
このような思想をもってこそ、本国の伝統と、歴史的な面をたたえる責任を担うことができる主人、あるいは、後継者が応当することになるでしょう。そのような統一の役軍にならなければなりません。
今、統一の食口がどのようにしなければならないかを話しました。統一の食口は、心情の統一をしなければなりません。同じ心をもつと同時に、我々は親不幸をした歴史を知ったので、天が打つ前に私が打たれなければなりません。(六〇―三五)
皆さん、本国というのは恐ろしいことです。自分の兄弟たちが外国に出て犠牲になっても知らないとすれば、その国は無力な国であり、滅びる国です。本国にいる皆さん! 外国から聞こえてくるニュースを聞く時、それはあり得ることであると思う常習的、退廃的思想をもってはいけません。そのような群れは、関係ない者です。
いいニュースがあれば、ご飯を食べなくても踊りを踊りながら喜ぶ心をもたなければならないし、悲しいニュースが聞こえてくると私が食べることを忘れ、寝ることを忘れ、私の問題のように骨の髄深くまで感じる、そのような人が主人であり、主人の息子の立場ではないですか。ここで、第三者のように眺める群れ、眺めながらあざ笑い、口を開けて、ああだこうだと言う人は、主人の悲しみを引き起こす反逆者です。切り殺して解決しなければならない怨讐だとすれば、その人から清算しなければなりません。(六〇―三一)
3 主体国家の使命
皆さんは、統一教会の主体国家の食口たちです。そのような皆さんの精神の姿勢がどうであるかを考えなければなりません。自分自身も知らず荒野に出てきて、少し苦しいからと、過去の因縁の中に戻って行こうとしていなかったかと一度は考えなければなりません。
皆さんは、荒野からカナンに到着すると同時に、神の国を創建しなければならない使命があることを知らなければなりません。カナン族によって迫害を受け、反対を受けるとしても、彼らと闘って勝ち、祖国を創建しなければなりません。神様を信じる心で、カナン族を制覇しても余りある燃える心情で、与えられた責任を完遂しなければなりません。荒野の生活が終わったからといって、すべてが終わったとか、成し遂げたわけではないことをはっきり知って、最後の責任を果たさなければなりません。
今日、統一教会の食口たちは、歴史時代において誰も考えなかった使命を受け入れたことを深く悟らなければなりません。一時の歴史を超越して、世界を超越して、天運を受け入れる人にならなければなりません。特に、数多い国の中で、東方国家韓国を訪ねてこられる、その中でも私を訪ねてこられて、み旨を成し遂げようとする神様の愛と恵みを感謝しなければなりません。(一九八六・一〇・二一)
主体国になるためには、韓国の皆さんが……。私がきのうの朝も話しましたが、外国人宣教師たちが各国に行っているにもかかわらず、釣り銭でも集めて宣教師に送ってあげる、そのような運動をやっていましたか。協会長! 自分のために生きることを精神的にでも反省しなければなりません。異国の地に行って、闘いながら町々で天を眺めては、母国にいる同志たちのために祈祷している彼らです。彼らも、おなかがすいて、恨めしいのです。しかし、そのような事情を話すことはできません。けれども、皆さんは家があり、いくらでも友達がいるでしょう。
彼らは、空の星を見ながら生きなければなりません。先生が送ったその道で命を懸けて守り、あすの勝利の環境を開くために闘争しながら、あすの勝利を誓いながら、現在の生と死の岐路を克服して行く同志たちがいることを忘れれば、この大韓民国の統一教会の食口たちは……。(八三―九二)
我々が主体国として外国に影響を与える、世話をする国にならなければならないでしょう。世話になる国は、私は嫌いです。ですから、しなければなりませんか、しなくてもいいですか。(しなければなりません)。死んでもしなければなりませんか、生きてからしなければなりませんか。(死んででもしなければなりません)。生きようが死のうがしなければなりません。(六四―二九四)
先生が外国に出ている間、皆さんは何をしなければなりませんか。三千万民族の前にあって、実に責務をすべてしなければなりません。教会長たちと伝道隊員たちは、どのようにしなければならないでしょうか。全国的なブームを起こさなければなりません。皆さんは街頭宣伝をしなければなりません。何のことか分かりますか。(はい)。路頭伝道をしなければなりません。全国至る所で活動をしなければなりません。
これからは、個人が家庭を探す時ではなく、社会全体の前に訴える時が来ました。緊迫した情勢が目前に来ているため、我々はここに歩調を合わせて、跳躍することができる環境の基盤を確かめながら、全国民の前に、我々の旗を立てて訴えなければならない時であるということを知らなければなりません。今回先生がいない期間に、皆さんが最初に何をしなければならないかというと、皆さんが一つになって祈祷しなさいというのです。先生がこの国、この民族に対して祈祷したと同じく、先生がいないので皆さんが代わりに守るという意味で精誠を尽くし、今から南北が統一できるその日のために、内外的な結束をし、天と共に誓う祈祷の時間をもつようにお願いいたします。分かりましたね。(はい)。
二番目は、皆さんが南韓各地どこでも統一教会を知らない人はいないよう宣伝しなければなりません。宣伝できなかった時は、統一教会が使命を果たさなかったことになります。分かりましたか。(はい)。昼も夜も休まずに、この短い期間内で宣伝をしなければなりません。元来は、各集団と力を合わせてこのようなことをしなければならないのにもかかわらず、そうすることができないので、我々が倍加の十字架を担ってこのようにしなければなりません。我々だけでもこの業をしなければなりません。この業をしなければ行く道がないので、このような悲運の運命を清算するためには、すべての至誠を尽くして、皆さんの一身に苦労をかけても、それを越えて責任を果たすようお願いします。分かりましたか。(はい)。
その次には、今一線に出ている伝道隊員たちと教会長が一つになっていません。一つになっていないところに、何かがあれば皆さんが訪ねて行って全部溶かしてください。分かりましたか。(はい)。お祈りして出ていって活動してぶつかりながら、できるなら仲の悪い人同士、昔は怨讐だった、あるいは、反対した人たちを連れていって、一緒に活動しながら一つになるようにすることです。仕事をおいて一つになり、国をおいて一つになるようにすることです。我々統一教会の食口同士に怨讐がいれば、全部解きなさいというのです。
このようにお祈りして一つになって、三千里半島に対して、皆さんが精誠を集めて宣布するならば、天は必ず我々が行く道に協助するでしょう。これが先生が見る観点なので、そのような心をもってすべての精誠を国の前に帰結するようお願いします。分かりましたね。(はい)。(五〇―二五四)
韓国はアメリカに負けてはいけません。私がアメリカに行って韓国を見ながら、「はー、韓国の者たち、良くやる。すごい!」と言うようにしなければなりません。
韓国は主体国です。それで、主体国の原因を褒めるのです! どうですか。そうでしょう、そうではないですか。このように生きずに乞食のように見えても、精神的な姿勢だけは、信仰の祖国である韓国が主体国であることを褒めるのです。たとえ先生がアメリカの地にいたとしても、韓国のために良くやっているとしなければなりません。そのようにしなければ大変になります。そうしなければならないでしょうか、しなくてもいいですか。(すべきです)。しなければどうなりますか。(大変になります)。成るようにしたのにもかかかわらずできなかったらどうなりますか。自動的にそのようにできないときは、どのようにしなければならないでしょうか。自動の反対が何ですか。(他動です)。自動的にできない時は、強動的(強制的)でもしなければなりません。(笑い)どうですか。自動的にすべきですか、他動、強動的にすべきですか。(自動的にすべきです)。それを自動的にすべきですか、しないでおくべきですか。決定しなさい。すべきですか、しないでおくべきですか。(すべきです)。絶対すべきです。(六五―八三)
4 韓国の食口に対する願い
韓国の食口たちは、外国の食口たちの前で心情の指導者になって、彼らの信仰を正しくしてあげる重要な責任があることを知らなければなりません。韓国の悠久なる歴史の中で、伝統的に継承してきた礼儀と美徳に基づいて、心情世界の根のような役割をしなければなりません。
韓国の食口たちは、世界の食口たちの前で模範的な侍る生活を見せなければなりません。神様の恨を解いてあげるために、心情の伝統を相続しなければなりません。(一九八二・一〇・一七)
本部を中心としている皆さんは、先生のことを考える心があり、先生のために生きる心があれば、まず、大韓民国のために、世界のために神様のために生きる心をもたなければなりません。私は、皆さんが心配してくれなくてもいいのです。私のために心配してくれなくても、私は私の行く道を行っています。私は死んでも、今、私の行く道を行けるのです。けれども皆さんは、死んでも皆さんの行く道を行けないのではないかというのです。ですから皆さんは、先生のために心配するよりも、大韓民国をより愛し、世界人類をより愛し、神様をより愛しなさい。そうしてから、先生を愛しなさいというのです。これが、皆さんの行く道です。
先生が慕わしくなる時があれば、その心を回して、大韓民国の民を慕いなさいというのです。三千里半島の山をつかんで、松の木一本、草一束を握って、先生の代わりに泣く人が慕わしいです。(五一―三六一)
私が皆さんに願うのは、宗主国の威信を立てよということです。虎の子として生まれたら、足が傷ついても虎の子です。何のことか分かりますか。(はい)。どこに行っても、統一教会がああだこうだと悪口を聞く、骨のない無骨虫にならないでください。私がいいたい言葉があっても言わないのです。十年後を見ようというのです。私の手が大きくなり、私の若い顔があなたのような顔になった時、あなたの息子が私の前にひざまずくだろうというのです。誰でも、審判できないことを自らが解決しなければ深く寝ることができないし、自らが成功したとはいえません。自身を立てて、目標を立てたとおりに直行できる男性・女性を私は必要とします。このような人でなければ、大韓民国の現在の実情を解決して、未来の新しい世界、新しい天国に、橋をつくることができないし、開拓することができないと思います。
先生が、ヨーロッパの舞台を中心として、大韓民国を連結させる道をつくります。先生が韓国の若者たちに、「もう時が来たので総出動しなさい」と言う時、すべての装備を備えて、はばきを結び、銃を持って、進撃命令が下ればその命令と共に敵陣に向かって総攻撃できる体制を備えなければなりません。その意気と、その訓練された姿を見る時、皆さんが西洋のどのような国の若者たちよりも優秀になることを願うのが、大韓民国に生まれた私の思いです。
この思いは愛国的であり、この思いによって神様は皆さんに祝福を加えてあげるでしょう。ところで、そのようにできない時には、私が大韓民国に生まれたことを恨むのです。三十余年の生涯を通して迫害を受け、受難の道を歩んできたすべてを加重して、大韓民国につばを吐き、私がアメリカの市民になることを考える人です。何の話か分かりますか。(はい)。
今から少し過ぎれば、各国から先生を迎えようと競争する日が来ます。遠くない将来にそのような日が来るでしょう。その時が来れば、大韓民国は候補者にもなれません。私はそのように思います。私が血と涙を流し、眠ることができずにすべての精誠を尽くした国です。ところが、この国が私の言うことを聞かないのです。それで、皆さんに滅びない基台をつくって、虎の子になれと言ったにもかかわらず、猫の子にもなれなかったのです。私が教育を間違ったら、責任をとらなければなりません。何の話か分かりますか。(はい)。深刻な男です。天の摂理のたびに深刻になる男です。(八二―四六)