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一.動員に関する預言
1 一、二、三次動員に関する意義
一九六〇年代は、個人を代表した女性たちを前に立てて開拓する時でしたし、七〇年代は、家庭を代表した女性たちを前に立てて、家庭の行くべき道を蕩減復帰する時なのです。今後、残っているのは何でしょうか。宗族が行くべき蕩減の道ではなく、民族が行くべき蕩減の道が残っているのです。ですから皆さんは、今後、もう一度動員されなければなりません。その時は、皆さんだけが動員されるのではありません。夫と父母と息子、娘、全部が動員されなければならないのです。そのような一時が残っているということを皆さんは知らなければなりません。(三八―二七八)
去る一九六〇年代に女性たちが先頭に立ったのは、個人の立場で先頭に立ったのです。(四〇―一〇一)
統一教会は今、二回目の女性動員をしました。第一回目は、一九六〇年代に動員して第一線に立てました。先生は、その時も三年間女性たちが一線に立たなければならないという話をしましたね。(はい)。今回もまた、三年間動員されました。その次には、また三年間、女性たちを動員しなければなりません。ですから、九年の過程を苦労しなければならないというのです。それゆえ、皆さんは覚悟を新たにしなければなりません。(三八―四九)
このような問題について考える時、女性たちの開拓路程には蘇生、長成、完成の三段階の路程があるということを知らなければなりません。
それは、なぜでしょうか。神様は今まで六千年間、復帰摂理をされるときに、男性を中心に三度(復帰摂理を)してこられました。しかし、それは女性を解放させるためのものでした。このように、縦的な面で男性が蕩減してきたので、女性は横的な面で先頭に立って蕩減しなければなりません。縦的な蕩減を横的にしなければならないというのです。
このようにして、三次の路程を通して、個人を復帰し、家庭を復帰し、氏族、民族、国家を復帰しなければならないのが神様の摂理です。それゆえ、国家復帰路程までは、女性が三次の開拓路程を経ていかなければ、蕩減原則の路程が完結しないのです。皆さんは、このことをはっきりと知らなければなりません。(三六―一五三)
女性たちは国のために闘わなければなりません。皆さんは今、何のために闘っていますか。家庭のために闘っているでしょう? 統一教会の祝福を受けたならば、家庭のために闘うのではなく、アベルの国のために闘わなければなりません。大韓民国のために闘わなければなりません。そうして、蘇生女性作戦時代、長成女性作戦時代、そして、完成女性作戦時代、このように三段階を経なければなりません。これは、個人復帰完成と相対理念を完成して善を繁殖するためのものです。善の繁殖は国家基準がなくてはなりません。善の子女を繁殖できず、サタン世界を通過する国家がなければ、三代の女性復帰をすべき時代的使命が残されるようになるということを知らなければなりません。(三七―二六七)
2 南北統一のための三次動員に関する預言
北韓で金日成を父と言いますね? (はい)。統一教会でも先生を父と言うでしょう? (はい)。父は父ですが、本当の父と偽物の父がいます。カインの父とアベルの父がいるというのです。一人はアダム型で、一人は天使長型なのです。では、天使長がアダムを追放できるように、その動機を誰がつくったのでしょうか。エバがつくりました。偽物の父が生まれたのは、女性のせいで生まれたということです。そうでしょう?
ですから、女性を先頭に立てて復帰しなければならないのです。女性たち、大変ですか。原理がそうだというのです。それゆえ、我々が一九六〇年代に個人復帰の十字架路程の門を開いた時も、その門を女性が開いたのです。女性が十字架を先に負わなければならないのです。
ですから、個人復帰の十字架路程で、一次として女性の先発隊が出動して、個人復帰の十字架路程を越えなければならないのです。その次に、二次として家庭復帰の十字架の蕩減時代に入るのです。家庭復帰の十字架路程の門を開く際にも、家庭の婦人たちが先頭に立たなければならないので、今回、家庭の婦人たちを動員したのです。分かりましたか。それでは三次は何でしょうか。国のために動員するのです。大韓民国を統一するために三十八度線上に立ち上がる時、南韓の数多くの家庭は先発隊として一線に出動しなければならないのです。(三七―八九、一九七〇・一二・二二)
今や我々は、個人の立場から一段上がってきたので、家庭を中心として女性を一線に出動させるのです。今は、女性を中心にした家庭的な蕩減復帰時代です。分かりましたか。その次に、三次的に三十八度線を中心にして、女性がすべき国家的な蕩減復帰時代が残っています。それゆえ今後は、南韓にいる女性たちを軍人にして、人民軍に勝利しなければなりません。(三七―二六六、一九七〇・一二・二七)
皆さんが今回動員されるのは第二次です。第三次の時は南北統一のために働くのです。既成教会が入ってくる時は、既成教会の女性たちを全体動員して、挙国的に南北統一のための責任を取る時が来るようになるのです。
今日、家庭的な基準で少数の群れを動員するのは、ある面においては有利です。けれども今後、南北統一をする時代においては、国を挙げて動員されて働かなければなりません。必ずそのような時が来るでしょう。そのような時が来るようにしなければなりません。その時が来れば、皆さんを再び動員しなければなりません。そのようにしてこそ、国家を中心にして世界に乗り出すことができ、世界の女性圏に代身して、万民を指導できる天の女性圏を立てることのできる土台をつくるようになるのです。(三六―一五二、一九七〇・一一・二五)
一九六〇年代は、若い女性たちが開拓をしました。七〇年代は、家庭の婦人たちが開拓をしなければなりません。七〇、八〇年代に入ってからは、大韓民国の女性たちがすべて一つになって(開拓)しなければなりません。そのようにして、人民軍を屈服させることは、統一教会の女性たちがしなければなりません。分かりましたか。国(南韓)が一つになろうものなら、女性二千五百万をすべて動員してでも、北韓の者を女性の行動ですべて変えてしまわなければならないのです。統一教会の思想だけがそのようなみ業を成すことができるのです。
それゆえ、蘇生、長成、完成です。南北を統一するに際して、国家的な伝統を立てるに際して、世界的な伝統を立てるに際して、エバが先に堕落したので、女性がそのすべての世界的伝統を立てる際に貢献しなければなりません。
今まで、縦的な歴史時代には男性がしてきました。しかし、横的な歴史時代においては、女性が開拓することによって、縦的な責任を果たしてきた男性の前に、女性が初めて相対として立つことができるというのです。分かりましたか。
そうでなければ、女性が神様の前に何の功績があるといって、立つことができるのかというのです。今がそのような時なのです。ですから、統一教会の女性たちを動員したこの思想は、大韓民国の主婦たちが成すべき伝統的な思想として植えられるようになるのです。それゆえ、正しく植えなければ大変なことになるのです。分かりましたか。既成教会の婦人たちが動員されて、三千万民衆の婦人たちが動員されて、大統領からすべての長官の夫人たちが動員されて、国を救うために三十八度線をすべて守るという決意をして武装された軍事訓練さえ受ければ、北韓の共産党は問題ではありません。(婦人たちが北韓に)行ってから、くまなく探すのです。そうでしょう? 赤(共産主義者)は一人もいられないのです。(六二―二六二、一九七二・九・二五)
3 動員に関する鄭鑑録の預言
いつだったか、食堂で昼御飯を食べ終わると、何の話が始まったのかというと、このごろ、鄭鑑録がどうした、こうした、と話をするのです。そこ(鄭鑑録)に四十年前に預言したことが、李博士(李承晩大統領)から何からすべてあるのですが、最後に何の話があったかというと、女性が働けば十倍の利益が出て、男性が働けば、ただ元値しか得ることができないというのです。(笑い)そのような話があるのです。これは、どんなに……。(それ以外の預言は)すべて当たりましたが、これが解けないのです。そのようにしていると、ある有名な大学の先生だったようですが、その人がやって来て、女性がみな、動員されなければならないという話をずっとしたというのです。(その話を)聞くと、今回、統一教会で動員命令を下したことを知って、「ああ! 今、解けた」と喜んだというのです。それはなぜでしょうか。今の時は、女性たちが働けば十倍の利益になるということなのです。私はそのことを知っているのです。
鄭鑑録を学んだので知っているのではなく、天理を通してあらかじめ知っているのです。そのような時だというのです。ですから、動員しなければなりませんか、しなくてもいいですか。(一六六―二六四)