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1 ダンベリー監獄と七千名の群れ
七千名は何を象徴する数ですか。皆さんが旧約聖書を見れば、北朝イスラエルが全部バアル神やアシラの木像に仕えるなど、サタンに従ったので滅んだということが分かるでしょう。神様のみ旨を知っているエリヤは、これに憤慨して北朝の全預言者を滅ぼしました。神様の恵みをもって試練して、火をつけることにしました。八百余のバアル神を全部滅ぼして、その預言者をすべて殺したら、北朝のイスラエル民族が生きた神様を知って、南朝ユダに従って頭を下げ順応すべきだったのですが、反対してしまいました。預言者たちをすべて片づけさせましたが、北朝の民たちは、反対したのです。開いた口がふさがりません。生きた神様がいらっしゃると天の権能を直接、実際に見た人たちも反対するので、どれほど驚いたでしょうか。その上、彼らはエリヤを殺そうとしました。
エリヤがそこを逃げる途中、疲れてれだまの木の下に座って、私の命をもっていってくださいと言ったでしょう? そこで寝ると、天使が来てパンと水をくれたでしょう? その後ホレブ山に至って、そこの洞窟に居ながら、「私だけ残りました。私の命を取ってください」と祈りました。その時、神様が話されるには、「お前は今そのようにお前自身をもどかしく思っているが、イスラエルの国を救わなければならない神様のみ旨を中心として見る時、あなたが考えなかった摂理のみ旨があることを知らないのか」と言われました。そして、「彼らはお前に反対して騒いだが、まだバアル神に屈しなかった七千名の群れが残っている」と教えてくれたのです。「お前が彼らを呼び起こしなさい」と言われました。また、彼らが南朝ユダと一つになる時、神様の摂理、勝利の基盤は、そのまま受け継いでいくのだと言われました。このようにバアル神に屈しなかった七千の群れがあったというのです。
イエス様の時代、反対するイスラエル国家圏においても、そのような七千の群れが洗礼ヨハネと一つになって反対しなかったならば、イエス様は死ななかったでしょう。歴史的なすべての過ちは、必ず国が誤ったら国が、教会が誤ったら教会が、因果原則によって一時を通して清算しなければ越えることができません。罪を犯せば、必ずそれに対する代価を払わなければならないのです。
ですから、イエス様の時代においても同じく七千名の群れを立てて、再び収拾しようとしましたが、そのような群れがイエス様の前に現れなかったのです。ユダヤ教もできなかったし、イスラエルの国もできなかったので、イエス様は十字架にかけられたのです。そのように今日も、七千名の群れが残っているというのです。それで、先生がダンベリーの牢獄に入って、七千名の牧師たちを呼び集める計画をしたのです。分かりました、何の話か。(はい)。
歴史は、このように同時性の時代として螺旋形で発展していきます。どんどん大きくなっていきます。それで、世界的な蕩減的同時性の時代を迎えた先生においては、ダンベリーの牢獄に入る時、その立場と同じだというのです。アメリカの教会が反対し、政府が反対していました。謀議によって、自分たちのために、レバレンド・ムーンがどうしてもこれで最後になるようにと願ったでしょう。彼らは、殺すことができないからそうでしょう。殺す方法があったならば、何でもやって……。しかし、彼らが思うとおりにはいきませんでした。
そこで先生は、七千名を集めて教育をしました。その教育は、簡単ではなかったのです。(一六四―一三一)
2 七万名の牧師教育
七千名、七万名のキリスト教の牧師だけ教育するならば、カナン福地に入ってもまだ余地があります。七万名だけできれば二百五十箇所の地方組織をして、アメリカを完全に消化することができるのです。カナン福地は、共産党にだけ勝てば、可能なのです。ですから、キリスト教を中心とする四千五百万の勝共会員を確保するようにするのです。アメリカでもキリスト教の牧師七万名を一つにすれば、四千五百万名会員目標は無難に達成することができます。ですから、七万名をどのようにカウサと連結するかが解決の鍵です。キリスト教だけが一つになるならば、アメリカがついてくるようになるのです。(一九八五・四・八)
アメリカの牧師たち七万名がカウサ運動に参与するようになれば、彼らを教育して世界復帰のため、進軍命令を出そうと思います。考えてみてください。七万名のアメリカの牧師たちが世界宣教師として立つならば、キリスト教界だけでなく、世界の宗教界がひっくり返って大騒ぎになるからです。アメリカを救うことができる道が、アメリカの牧師たちをカウサ運動に参与させることであるということを皆さんに話した先生を、これから少し理解してくれるであろうと信じます。成していることすべてに、神様の深いみ意があるという事実を知らなければなりません。(一九八六・六・六)
今、私はアメリカで何をしているのでしょうか。私が牢獄から出るなり二日修を始めたのですが、四カ月の間に七万名の牧師の二日修練会を終わらせました。その七万名を教育するために、韓国で三十三万五千名、三十五万名に近い全米の牧師たちに、五ポンドの包みの中に原理の本、ビデオテープ、統一思想に関する本を入れて、すべて発送しました。私が監獄で書いた親書を入れて送りました。「受け取りなさい!」と書いたのは、反対しているだろうけれど、ということです。
なぜ、それを分けてあげるのでしょうか。嫌な人は嫌だから悪口を言うし、好きな人は好きだから問題を忘れるのです。ですから、そのような材料を、荷物用の三十トンのトラックで九十九台分も送りました。今回、ニューヨーク教育委員会と闘ったこともすべて、自分たちが神学者を立てて……。(一六七―一六一)
牧師たちを連れて教育をしたのです。今回、橋を架けるラッパを吹く者たちが必要なので、レバレンド・ムーンの言葉をよく聞くように、七千名の牧師たちを韓国に連れて行って教育するのです。その背後に七万名を既に教育しました。その間に、たくさんの人たちを我々の材料を中心として、研究せざるを得ない雰囲気に追い込みました。(一九八七・九・一三)
3 七千名アメリカ牧師の来韓教育
昔、イスラエルの国が分かれ、イエス様の時代に左右に分かれたのが連結されて、終末に再臨主が来られるときに七千余名の群れをもう一度立てて、蕩減しなければいけないのです。それが先生がダンベリーの獄中に入って、アメリカの牧師七千名を教育したことです。そこに、七万名をして三十五万名を連結することができる基盤を築いて、そこで再び七千名をどこに連れて行って教育するのでしょうか。
アメリカではありません。第三イスラエルです。第二イスラエル圏をつくらなければならないユダヤの国が、イエス様を中心として成就することができなかったので、第三イスラエル格である韓国に行って、連結しなければいけません。ですから今年七千名の群れがやって来るのです。分かりますか。
既成教会のすべての牧師たちが洗礼ヨハネ的責務をすべて成さなければならないのですが、今まで反対しました。けれども先生が洗礼ヨハネの立場で全部収拾してあげたのです。これが七千余名の群れです。これを成すために、アメリカにいるすべての上下両院議員を動かさなければならないし、キリスト教が先生を支持することができる環境をつくらなければなりません。そのようにしたので、七千名の群れが韓国に来るようになったのです。アメリカの政府とキリスト教会が方向を同じくしなければなりません。レバレンド・ムーンに従わなければならないのです。ここにやって来て……。(一六九―二〇九)
先生が今アメリカですることが何であるかといえば、アメリカのキリスト教を収拾することです。四十年前にアメリカの教会とアメリカが一つになれなかったことを、また、四十年前に韓国の国民とキリスト教が一つになれなかったことを、再度連結させるのです。ですから、先生が今までアメリカに行ってしたことが何かというと、アメリカの教会を動かして、アメリカの教会を中心として、アメリカ政府が動く環境と与件をつくることです。アメリカの牧師たちがここにもたくさん入るでしょう? 今年の計画は七千名です。(一六四―一三一)
アメリカの牧師たちが全部韓国を助けなければなりません。助けることができなくて堕落したので、韓国を助けなければならないのです。今年七千名を連れて来るということが、そのことです。
また、キリスト教会と一つになれなかったので、先生によって初めて、アメリカ政府を動かすことができる体制を今築いているのです。ですから今、猛烈な活動をしているのです。キリスト教を連合して、民主党・共和党を中心としてアメリカを救おうというのです。
宗教圏から見る時、既成教会と統一教会はカイン・アベルの関係にあります。ですから、全世界のキリスト教にも先生は負けません。韓国教会は言うまでもなく、世界のキリスト教の中心国家がどこかといえばアメリカなので、アメリカのキリスト教の牧師七千名だけを統一教会に連結すれば、すべて終わるのです。既成教会が反対する時代は過ぎていくのです。(一九八八・一・二)
アメリカの牧師教育も、今年の六月になれば七千名の教育を終えるようになります。事実昨年末までに終わらせようとしたのですが、遅れました。七千名の牧師教育が六月を越えてはいけないので、その間に終わらせるようにお願いいたします。七千名の牧師を教育するのですから、道端で誰でも捕まえて連れてくるのではありません。一人を探すのに何十回も訪問しましたし、どれだけ多くの反対の中で探した人物たちであるか分かりません。彼らを立てるにおいては、いろいろな役事が多かったのです。何のために、門前払いを受けながらこのようなことをしたでしょうか。それはただ神様のみ旨のために、神様のみ旨を受け継ぐ大韓民国のために、そのような路程を歩みました。(一九八八・五・一)
今先生がアメリカで軍の関係のすべての指導層を全部方向転換させるために、教育しています。皆さんはそのようなこと知らないでしょう? 今年七千名の牧師と上院議員七千名のうち三千五百名を教育して、その次に今、退役将星三千名を教育しています。五十カ州の牧師を韓国に送って、教育させています。そのようにして、アメリカの方向性を示してあげなければなりません。
4 勝共会員七千万名の募集
先生が今度韓国に来てやらなければならないものが何かといえば、世界を代表して、七千余の団体を糾合することです。何の話か分かりますか。(はい)。七千名ではありません。世界は、七万名を中心として……。七千万会員を募集するというのは、先生が三年前に発表したものです。我々勝共会員七千万名は相対的です。教会がアベル型であれば、これはカイン型です。七千万会員を中心として、世界解放に行こうとするのが、地上天国の理念として出帆するその時であることを皆さんが知らなければなりません。そういうことを今しているのです。今回韓国に来て何をするのでしょうか。七千余の団体を結ぶことです。(一六九―二〇九)