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4.お父様と霊界

1)お父様の霊的条件成立とその基盤

皆さんが知るべきことは、霊界も同じだということを知らなければならないのです。先生は、一人で肉的な基準だけを中心として、すべての摂理や行事をしたのではなく、霊的世界の神様に侍ってしたのです。地上ですべてが解かれていくことは、霊界に影響を及ぼし、霊界の境界線が崩れていかせるためだということを知るべきです。皆さん、白人たちと数多くの黒人たちが、一つになって、レバレンド・ムーンと愛で一つになって動くようになれば、即時に皆さんの先祖世界、霊界に直接的につながるのです。

なぜ? 主体対象は、一つであるためです。そのような論理が理論的に合うのです。完全なマイナスは、完全なプラスを自動的に生じさせるようになっています。完全なプラスは、完全なマイナスを自動的に創造するのが原則です。それがこの宇宙の創造原則です。存在の法則です。それで、この地上で原則的な、完全な運動をすれば、霊界自体がつながるのではないかというのです。分かりますか? 歴史以来、このようなことが始めて起こったのです。ですから、霊界に問題となることを、ここで解決して処置して解けば解けるのです。

ところで、そうするたびに蕩減が必要なのです。皆さんは、時が何であるか、世界的な時がどのようになったか知りませんが、先生はこのような蕩減の道を一人で、歴史と宇宙の前に、霊界と肉界の前に、責任を持ってこのことをしてきたのです。あるときに、蕩減すべきことが分かるので、それが崩れる場合には、霊界がどのようになって、地上がどのようになるということを、はっきり知っているのです。分かりますか?(はい)。それで、聖書には、地で解けば天でも解けると言いました。地で解くためには、蕩減が必要だということです。

皆さんは、蕩減の道を知りません。それが分かりますか? 私は知っていますが、それを知らずにいるのです。それゆえ、さっき言ったように、段階を高めて…。個人的環境での主体対象蕩減時代、家庭的環境での主体対象蕩減時代、氏族的環境での主体対象蕩減時代、民族的主体対象蕩減時代、国家的主体対象蕩減時代、世界的主体対象蕩減時代に行くべきであるということを、皆さんは知りませんが、先生は知っているため、先生が言ったのがそのまま霊界に反応して現れるのです。(一三一\二二六)

天国がどこでなされるべきだと見ますか? 地上でいちばん悲惨な所です。地上でいちばん悲惨な所がどこですか? 監獄のうちの監獄の、いちばんどん底です。

誰が霊界と肉界の基盤を築くかというのです。統一教会の文先生が築いたのです。地獄のどん底から、監獄のうちでいちばん悲惨な監獄から、霊界と協助をして基盤を築いてきたのです。そうしながら基盤を広げてきたのです。その次に、社会に出て、家庭でそうであり、氏族でそうであり、民族でそうであり、国家でそうであり、全部が…。その次に、アジアでそうであり、世界の中心国家であるアメリカを中心として、全世界が反対するのです。

先生は、万民に道を開いてあげなければならないために、死刑囚とも友達になり、世の中のありとあらゆる窃盗犯と手錠を一緒にはめて回り、共にご飯を食べながら彼らを慰めてやったのです。この前は、ラスベガスまで行って、祈祷をしてやって来たのです。世の中の全部…。ニューヨークのニューヨーカーホテルも、それをなぜ買ったのですか? 八番街に…。これからニューヨークのいちばん巣窟から掃討をして、新しく基盤を築こうとするのです。何の話か分かりますか?(はい)。

そこに行って、全部交わってやって、慰めてやらなければなりません。そうしてこそ、角界、各層、サタン世界の滅びるべき人にまでも、その道を開いてやり、道を築いてやることができます。そうしながら、霊界にふさがったものを全部開いておいて、地上で全部道を築いてやってこそ、世界が一つになりうるのです。それゆえ、超民族的に黒人も結婚をしてやり、白人も結婚をしてやり、白人にも家を買ってやるであろうし、黒人にも家を買ってやるでしょう。このように、私が世界にないことをしている人なのです。(九六\一六〇)

先生は、霊界で勝利しました。これを誰ができるでしょうか? 世界に広くいる、数多くの修行を積んだ人たちは、これから先生の所に来て、習わなければなりません。間違いなく、そのようになるのです。それゆえ、三千万の民衆が反対し、世界三〇億の人類が反対するとしても、問題がありません。霊界にいる数千億の霊人たちは、全部先生の言葉を聞くのです。しかし、無理はしません。(一三\五〇)