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イエス様は、何の使命を果たすために、サタンと戦いましたか? 洗礼ヨハネ的使命を再度果たす路程で、十字架を背負って亡くなられました。ですから、息子の使命を果たしましたか、果たせませんでしたか?(果たせませんでした)。イエス様は、亡くなられた後、今までどんなことをしたかというと、天使長を探すことをしました。その次に、息子が行くことができることをしなければならないのです。それゆえ、僕として行くべき道と、養子が行くべき道を探すのです。直系の息子の使命を果たせなかったのです。天使長の道、僕の道と養子の道を行くことをしたのです。
それゆえ、イエスを信じても、せいぜい養子にしかなれないのです。今まで摂理歴史は、その血筋をつなげるための戦いをしてきているのです。
イエス様が、十字架に死ぬのは死にましたが、息子として死んだのではないのです。イエス様が、霊と肉が一つになった息子の立場で、神様の前に勝利の基盤で捧げられる立場で祭物になっていたら、再臨する必要がありません。完全に捧げられませんでした。半分しか捧げられませんでした。体は失ってしまい、霊だけ捧げられました。これは、霊界の天使世界と似たり寄ったりです。
それゆえ、キリスト教を信じていく人たちは、何の級にとどまるかというと、天国に入れず、楽園級以下の霊界に行って待つのです。すなわち、天使長が支配する霊界、天使長圏に該当するのです。それゆえ、それゆえ、霊界での勝利の保護圏として、地上に勝利の保護圏を作っておかなければなりません。それを継承させるのが、神様のみ旨であり、イエス様が生まれて死んだみ旨であるために、キリスト教は霊界の勝利圏と地上の勝利圏をいっぺんに探して立てて、天使長圏を継承しなければならないのです。これがキリスト教の使命です。キリスト教では、実体的完成がありえません。霊的完成だけが…。それゆえ、キリスト教は、霊界を主にしてきたのです。
では、再び来られる主は、どのようにすべきか? 霊界の天使長圏を屈服させうる権限を持たなければなりません。それがなくては、地上での出発を見ることができないのです。このようになるのです。分かりますか? 再び来られる主は、この地に来られるときに、霊界で勝利したイエス様以下の全体の霊的世界を継承される立場で来なければなりません。言い換えれば、イエス様が洗礼ヨハネから継承されたものと同様に…。洗礼ヨハネが、イエス様に、霊を中心として継承はしましたが、その約束どおりできなくて、分かれたのです。それで、これを再度なすために、キリスト教を立ててきたのです。(四七\一五七)
イエス様が死んで、どこに行っていましたか? この地で十字架に亡くなったことだけでも無念なのに、死んで三日間どこへ行っていましたか? 地獄に行っていました、地獄。それが試験です。人間には、死が最高の恐怖なのに、イエス様には、地獄に行くのが最高の恐怖の対象であるのです。では、イエス様は、その地獄で恐怖の主人になったか、でなければ、幸福の主人になったかという問題について見るとき、イエス様が三日間地獄に行って何をしたでしょうか? 地獄の苦痛を克服できる自身になるのを問題視したということを、皆さんは知るべきです。(三四\一四四)
メシアは、人類の前に現れるとき、平等な思想を持って来るのです。神様は、公平であられます。従って、メシアは、堕落した人間を全部救うための救い主として来るために、どんな人間でも救ってやるためには、公平に対してくれるのです。公平な目的と、公平な時代的環境を持って来ます。それゆえ、メシアと一つになる人は、メシアの弟子になることができます。
そして、メシアは、どんな道を行くか? メシアは、人間世界の地獄、人間の世の中のいちばん地獄から、いちばん栄光の立場まで行くという言葉が成立します。人類の救いのために、生命を差し出して行けない所がないという結論が出てきます。
このような原理で見ると、メシアが雲に乗って、空中に来るというのは、皆荒唐無稽なのです。真っ赤な嘘なのです。そのように来ないのです。そのような人は、霊界も何も分からない人です。皆さんが霊界に行ってみなさい。レバレンド・ムーンが教えるのが事実であるか、霊界に行ってみなさい、死んでみなさい。メシアは、そのような公式によって動くのです、公式によって。
一般の人は分かりません。「なぜ、霊人たちが人間の世の中と接しようとしますか?」と言えば、真っ暗な天地です。分かりません。今まで分からなかったのです。それがなぜそうですか? 皆さんは、なぜそうなのか分かりますか? それがなぜそうですか? 完成に向かおうとするから、より次元の高い完成の道を行こうとするから、地で解決しなければいけないために…。皆さんは、優れた人も、劣った人も、この法度に皆引っかかっているのです。
このように、メシアとともに霊界を全部開いていくのです。これをなすには、地上に相対的関係がなされなければならないのです。ですから、メシアの個人時代があり、メシアの家庭時代があり、氏族時代があり、世界時代があり、その次に、霊界までつながるのです。地上で個人勝利基盤、家庭勝利基盤、氏族勝利基盤、民族勝利基盤、国家勝利基盤、世界勝利基盤まで築いてこそ、完全に…。すべての霊界を地上に動員するのです。さっき言ったこの中心を探していくためには、いちばん最初に世の中に来て、苦労しながら行かなければなりません。個人、家庭、氏族、民族、国家、世界、このように復帰しなければなりません。それで、今、人々が一つの目的点を、一つの世界を探して入るでしょう? 一つの世界、一つの世界と言って、いちばん近いものが、民主と共産としてしっかりと分かれたのです。これから世界は、共産世界でもなく、民主世界でもない、一つの世界です。分かりますか?(はい)。(九一\二七八)