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今日、この世界は全部丸くなっています。全部丸いのです。太陽も丸く、地も丸く、星も丸く、すべて全部が…。口も分析してみれば、全部丸くなっているのです。どんなものでも、皆そのようになっているのです。それゆえ、運動するのがどれほど大変ですか?「フフフ」と言うのがどれほど良いですか? さあ、それゆえ、宇宙はどんな関係にあるか? 丸く丸く回りながら、関係を結ぶということです。丸くて…。そして、その個体が丸くあっても、個別的にあるのではなく、全体に連関性を結ぶのです。
では、なぜ生まれたかというのです。この大宇宙と拍子を合わせるために生まれました。大宇宙と拍子を合わせるために生まれたということです。
宇宙が回るそこに拍子を合わせるために生まれたのです。それはどれほど気分が良いですか? 海の波がざぶんざぶんと音を立てれば、自分の心もざぶんざぶんと音を立て、風が気分良く吹けば、自分の心も気分が良く、花が咲いて香りを放てば、自分の心も香りを放ち…。どれほど気分が良いかというのです。(一〇四\一二二)
皆さんが生まれるときに、どのようにして生まれたか? 愛から生まれ、愛から育って、愛から生きて、愛から死ぬようになるときは、産むのもありがたいことであり、生きるのもありがたいことであり、死ぬのもありがたいことだという結論を下すことができるのです。
皆さんは、「私という人は、母・父がこの上なく愛する場に同参して生まれた」ということを知るべきなのです。同参者というのです。愛の同参者というのを、皆さんは知るべきだというのです。
皆さんは、父母の愛で生まれたために、父母様の愛が差しておいた旗で生まれたと思いなさい。それゆえ、旗が動くのは愛を表示するために動くのです。一生の間、愛のために生きるのだというのです。それで、母を見ても愛の旗を振ってあげ、父を見ても愛の旗を振ってあげ、兄弟たちのためにも愛の旗を振ってあげるのです。(一〇三\二五八)