P.256 |
愛する天のお父様、幼い少年少女たちがこの場に集ってまいりました。この者たちはある一つの地域から集まったのではなく、この国の全地域から集まりました。この者たちの将来をお父様が哀れんでください。
この者たちを、ほかのだれのために生まれたのでもなく、あなたのために生まれた少年少女とならしめてください。だれのために闘う者になるよりも、あなたのために闘う者とならしめ、だれのために生きるよりも、あなたのために生きる群れとならしめてください。
もう私たちは、善なる道がどのような道かを知り、悪なる道がどのような道かを知りました。また、お父様の恨がどうしたら解かれるかも知りましたので、お父様、私たちがその道を行くよう導いてください。
いかに険しい受難の道が押し寄せて来ても、あなたがこの道を歩んでおられますから、私たちも運命的に行かねばならない父子の因縁があることを感じて進む子女とならしめてください。
私たちに悲しみが近づいてきても、それを越えればあなたの癒しが訪れることを知る子女とならしめてくださることを切にお願い申しあげます。(四七・九〇)