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皆さん、父母権がなぜ必要なのですか?(王権復帰のために必要です)。王権を復帰するには、東西南北四方に邪魔になるものがあってはいけません。皆さんの家の中に王が来るようになるとき、二四時間三六五日、いつでも侍ることができなければなりません。三ひろになる竿を振り回しても、三六〇度どこにも引っかかるものがあってはいけません。いつも歓迎することができなければなりません。そのようなことが今分かったのです。
そこには、一族がついてくるのです。これが祝福された愛の宗族です。何の愛? 真の愛。
何が真の愛か? 永遠に投入しても忘れて、また投入する愛です。なぜそうなるべきか? 愛の相手が自分より優れるのを願い、息子が自分より優れるのを願う、その原則を成すためには、神様もご自分以上投入されなければならないので、投入して忘れなくては、自分以上投入する道がないために、真の愛の道を、与えて忘れる道を行かなければなりません。そこから統一が、天地の統一が始まるのです。
自分の生命を投入して、「私は神様のために、統一教会のために死にました」その思いを持つべきですか、持たないべきですか?(持たないべきです)。そうでなければなりません。自分自身を犠牲にしなければならないのです。「私がこれくらいしたのに、教会は分かってくれず、自分が統一教会を数十年信じたのに、先生が分かってくれない」そんなことが言えますか? 私が一生の間苦労しても、神様が私を分かってくれませんでした。しかし、私は、分かってくれなかったという思いもしません。神様のように打たれて投入し、また投入しようとするのです。
そうしてみたら、終わりまで投入してみたら、それがなくならないで、絶えず積もるので、私は自然に山のてっぺんに上がるのです。それが不思議でしょう? その論理は合っていますか? 絶えず投入してみたら、私は山のてっぺんになり、世界の頂上の立場に立って、長子権から父母権、王権は、自動的に復帰されるというのです。それが再創造論理に一致しうるコンセプト(concept;概念)です。(二〇六\二六九)