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皆さん、世の中で皆さんを産んでくれた両親は、どのような立場にいますか? トゥルー・ペアレンツ(true parents)という言葉の反対のイーヴル・ペアレンツ(evil parents:サタンの父母)という概念に該当するのです。では「レバレンド・ムーンがトゥルー・ペアレンツなら、我々のリアル・ペアレンツ(real parents:本当の父母)はイーヴル・ペアレンツだという言葉ではないか」と言いますが、それが問題です。
堕落しなかった世の中に「おお、あれは私の息子娘だ!」と主張しうる息子娘がいましたか? 二つの親の中で、一つの新しい父母を探すために、昔の父母を捨てなければならない、そのような概念がエデンの園にありましたか?(いいえ)。なぜ、このような運命の中に生まれましたか? なぜ、このような運命を持って生まれましたか? その運命は、神様が創ったのではなく、サタンが創りました。悪魔が創っておいた世の中です。堕落したために。
そこでサタンは、全部分けておいたのです。父母を分けておき、息子娘を分けておき、家庭を分けておき、国家を分けておき。世界を全部こっぱみじんに分けておいたのです。そのように分けておく日が終わりの日であるのす。終わりということは末世です。これを知るべきです。
世の中の終わりの日になれば、新しい日が出発します。我々の原理で言って、終わりの日でありながら新しい理想が出発すれば、神様はどうするか? 分かれたものを全部統合してくる運動をするのです。
トゥルー・ペアレンツが何ですか? 肉親の父母と真の父母と何が違いますか? 真の父母が何ですか? 何をするのが真の父母ですか? 何の愛を教えてくれるのが真の父母ですか? 愛を中心として言うとき、その肉親の父母と真の父母と何が違いますか? 愛に対する概念が違います。愛の概念が違うのです。皆さんの肉的父母は、肉親を中心とした愛を教えてくれるのであり、霊的父母は、霊的な世界を中心とした愛を教えてくれるのです。内容が違うのです。
皆さん、肉的な父母だけいればいいのに、霊的父母がなぜ必要ですか? 堕落したためです、堕落。今まで、堕落した父母が何を教えてくれたかというと、半分以上大きいものを皆取ってしまい、自分を中心として絶えず下っていくことを教えてくれました。それで、父母の愛を中心として、このサタン世界に永遠にいるようにするための一つの決定的な線が引かれました。これを断つ道はありません。(一二九\九九)
真の父母が生まれれば、神様を中心として愛するために、真の父母が愛するすべてを神様が愛さざるをえません。それを知るべきなのです。原則がそのようになっているのです。それで「我々はあのサタン世界で生まれたが、真の父母に従おう。うちの親も、うちよりも、うちの息子娘よりも、真の御父母様の国とその家庭がもっといい。より良いものた神様の愛だ。」このように従おうとしなければなりません。
真の父母が愛するようになれば、いくらサタンが引いていこうとしても。神様と真の御父母様の愛の圏は本来の世界の理想圏であるために、この息子娘は、サタンが取っていくことはできないのです。
ムーニーたちの中には、五色人種がまだらになって皆いるでしょう?(はい)。皆さんも父母がいるでしょう?(はい)。それは何の父母ですか? ノーマル・ペアレンツ(normal parents;通常の父母)です。その次に、統一教会には何の父母がいますか?(トゥルー・ペアレンツ(true parents;真の父母)) トゥルー・ペアレンツは、スペシャル・ペアレンツ(special parents;特別な父母)ですか、ノーマル・ペアレンツですか?(スペシャル・ペアレンツです)。皆さんの父母とは違います。
皆さんの通常の父母は、皆さんがレバレンド・ムーンに行くのを拉致していこうとし、皆さんは特別な父母に行こうとして大変な大騒ぎです。大騒ぎです、大騒ぎ。しかし、特別な父母は、目をつぶってこのようにじっとしているのです。来いとも言いません。来るなら来て、そうでないならそうでなく。
皆さんの通常の父母は、強引に通そうとして「レバレンド・ムーンは、サタンである、異端だ!」と大騒ぎしますが、真の父母は「フンフン、おまえたちがこのように生まれて…。」そう言っているのです。しかし、皆さんの父母は「我々は特別な父母だ。」そう言うのです。(一二八\一三八)
先生は、何かというと三時代の父母です。旧約時代、新約時代、成約時代の父母だということです。それで真の父母です。皆さんが「父母」の名前で祈りますが、皆さんは父母の名前で祈ってはいけないのです。父母様の名前で祈ることができる人はたった一人の方、先生しかいません。それをはっきり知りなさい。教えてあげなさい。
では、皆さんを産んでくれた父母と、真の父母と、何が違いますか? 同じではありません。皆さんの父母は、一時代の父母の位置にいますが、先生は三時代、霊界や、これから生まれる人や、すべて三時代圏内の父母の位置であるということです。それが芽と根です。ここにつながったのです。
皆さんの父母は、枝の父母です。分かりますか? 枝について芽が育つでしょう? ですから、その父母はその時代の枝の父母ですが、先生は三時代の父母なのです。根の時代の父母にもなり、幹と枝、葉の時代の父母にもなるのです。分かりますか?
それで、いつも真の父母という言葉を忘れてはいけないのです。私が父母の名前で祈るからといって、全部先生に従うのだと三六家庭も「父母様の名前で祈ります」と言いますが、太っ腹なのです。それは原理に引っかかるのです。分かりますか? それを知らなければならないのです。
そうなれば、どんなことが起こるか? 父と母が父母だというので、子供が思うとき、「うちの親は誰だ? 何が違う?」このように混乱が起きます。そのようになってはいけません。ですから、それは一代に対する父母であり、先生は三時代の父母を備えているのです。茎です、茎。茎の父母です。ですから、先生に対しておじいさんも父母、お父さんも父母、孫も父母、三時代、三段階です。何の話か分かりますか?(はい)。それをはっきり知るべきなのです。
それゆえ、父母様は勝手にできないのです。根を離れては勝手にできないのです。「ああ、枝の姿が歩き回ればいい」と言えないのです。
根が勝手にできますか? 芽が勝手に行けますか? 枝が恋しいのです。億千万年その枝を守るのがどれほどもどかしいですか? そうではないですか? この位置でこれがどれほどもどかしいですか? 一つの位置に枯れて死ぬほど芽をつけて…。そこは自由がないのです。自由がないのです。ですが、枝は勝手に通えるのです、枝は。そのようなことを知らなければなりません。(一四一\二二六)